英南部のポーツマスで、入港した空母「クイーン・エリザベス」を見物に訪れた人々(2017年8月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/Ben STANSALL 【12月20日 AFP】英国防省は19日、2週間前に就役式が行われたばかりの同国史上最大の空母「クイーン・エリザベス(HMS Queen Elizabeth)」で浸水があったことを認めた。 全長280メートル、総建造費は約31億ポンド(約4700億円)とされる同空母では、軸封部の不具合により浸水が起きている。 修理は英南部ポーツマス(Portsmouth)で行われるという。 2020年の就役に向けて同空母は試運転を重ねる一方、ギャビン・ウィリアムソン(Gavin Williamson)国防相は「全てが完璧に機能していることを確認するためにも、これこそ海上での試運転が欠かせない理由だ」とコメントし、「クイーン・エリザベスは世界最高の空母だ