ダライ・ラマをスパイか 中国人、資金洗浄容疑で拘束―印 2020年08月16日19時12分 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世=2019年9月、インド北部ダラムサラ近郊(EPA時事) インド民放NDTVは16日、インド税務当局がマネーロンダリング(資金洗浄)容疑で拘束した中国人の男が、インド北部に亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世に対するスパイ活動も行っていた疑いがあると報じた。チベット仏教の僧侶らに金を渡し、情報を収集していたという。 ダライ・ラマ、85歳に 後継議論「時期尚早」―チベット NDTVは当局者の話として、男が「(僧侶ら)首都ニューデリーのチベット人街に住む大勢の人々に、1人につき20万~30万ルピー(約28万~42万円)を渡していた」と伝えた。男は2014年に偽名を使い、ビザの検査が甘いネパールを経由してインドに入国。インド人女性と結婚してインドのパスポ