サッカーを架け橋に、日本とタイの絆をより強く――。今シーズン、タイリーグのムアントン・ユナイテッドからタイ代表FWティーラシン・デーンダーを獲得した清水エスパルスが、同国に向けたプロモーション企画を実施した。 対象となったのは、明治安田生命J1リーグ第9節の北海道コンサドーレ札幌戦と、第11節の横浜F・マリノス戦。札幌はチャナティップとカウィン、横浜FMはティーラトンといずれもタイ代表選手を擁するチームとの“タイ・ダービー”だ。 清水がタイとの交流を始めたのは7年前の2013年に遡る。BECテロ・サーサナ(現ポリス・テロFC)と業務提携を締結し、 以降、ユース年代選手の練習を受け入れるなど、主に育成分野で関係を築いてきた。2017年からはタイで児童養護施設に入居している子どもたちを対象としたサッカークリニックを実施したり、タイで事業展開するスポンサー企業を対象にビジネス交流会を行うなど、活