現金購入希望の客にも 無理やり1年ローン 8月上旬、信販会社大手のジャックスはビッグモーター全店舗での自動車ローンの新規受け付け停止を明らかにした。 「ビッグモーターで不祥事が相次いでいることを受けて総合的に判断した」とのことだが筆者がジャックス広報担当者に確認したところ「個別の案件となるためプレスリリースなどで公表はしていませんが、おたずねいただいた報道関係の皆様には受付停止をお伝えしています」とのことであった。 ビッグモーターでは、ほとんどが実質金利9.9%+ローン回数「120回」としていた。 同社はビッグモーターで使われるローン会社の半分近くを占めていたとされる。新規受付が停止されただけで、すでにジャックスでローンを組んでいる客への影響はない。 新車はもちろん、中古車であっても数百万円の買い物となればほとんどの人は現金ではなくローンを組んで購入する。一般的に新車購入より中古車購入の方
今日のビッグモーター抜き打ち立入り検査。9時報道解禁要請を、あるテレビ局が7時台に速報してしまった。他社も続いた。 当局の質問に「強制ではなかった」から「解禁破りではない」と開き直った。 記者クラブのことは知らないが、「抜き打ち」検査を骨抜きにしかねない所業だ。 関係者は怒っている! 最初にエンバーゴ破りしたのは「FNN」(広報課)。他局も解禁前に追従した。 エンバーゴ破りにより、抜き打ち立ち入り検査が形骸化したのではないかの本誌記者の質問に、 斉藤大臣は「抜き打ち検査の趣旨は貫徹された」と説明しました。 なお、本日の検査のうち指定工場は32とのことでした。 https://twitter.com/rurururud/status/1684747663231922176/photo/1 本日午後、金融庁もビッグモーター関係者による聞き取り調査を行うことを明らかにしました。 保険契約や虚偽の
「Google Mapからビッグモーターが消えた」とネット騒然!地図上から全店舗が忽然と姿消す異常事態 社会・政治 投稿日:2023.07.31 20:50FLASH編集部 保険金の水増し請求問題で揺れるビッグモーター。7月25日に前社長が会見を開き、副社長である息子とともに辞任する旨を発表した。社員へのパワハラや契約捏造などさまざまな疑惑が噴出し、窮地に陥っている同社だが、特に疑念を抱かれているのが「街路樹問題」だ。 「ビッグモーターの一部店舗前で、公道の街路樹が枯れたり、伐採されていることが判明したんです。当初、ビッグモーターは過去の除草剤使用を認めつつ、組織的関与は否定していましたが、28日、除草剤等による影響で枯れた可能性が高いとして、ホームページ上で謝罪しました。 【関連記事:有名人の豪邸を勝手に見に行く(1)ソフトバンク孫正義邸】 また、同日、斉藤鉄夫国交大臣が、国道で除草剤の
現役社員「パワハラ気質がすぐになおるかは疑問」トークの発信者の部分には、兼重前社長の名前とアイコンが記されている。 「バカは年を取っても賢くならない!」「バカ=お客様の気持ちが分からない人!」「バカが言うことに対して客様は絶対に納得されない」 兼重前社長とされる人物は、短いトークの中で3回も「バカ」という言葉を使っていた。 この画面を提供したのは、東海地方のビッグモーターに勤務する現役社員。取材に対してこう話した。 現役社員: 何百人が見ている中での直接的な発言になるので。“ヤクザ商談”じゃないですけど、追い込みというか、日常茶飯事でした。今回、社長と副社長はやめましたけど、直接現場に指示を出すような方々がほぼほぼ残っていますので、パワハラ気質がすぐになおるかは疑問です 除草剤疑惑で市が聞き取り…小池知事「お客本位でない」社長交代以降も、問題が次々と噴出するビッグモーター。パワハラ問題と並
損害保険ジャパンの経営責任が問われようとしている。 中古車販売大手・ビッグモーター(東京都港区、和泉伸二社長)が事故車修理における保険金を不正に水増し請求していた問題で、損保ジャパンが現場で不正の指示があったことを認識していながら、「指示はなかった」と金融庁に虚偽報告していることがわかった。 同報告があったのは、2022年7月19日のことだ。 そもそも板金工場は保険業法の所管外のため、水増し請求といった不祥事を金融庁に報告する義務はない。あくまで損保ジャパンが金融庁に対して任意に報告した形になっている。 報告文書に書かれていた内容 その報告文書には、こう書いてある。 「今回、唯一のエビデンスとなりえたA氏も『指示はない』というヒアリングシートに署名をしており、署名時にはBM(編集部注:ビッグモーター)内調査員(=保険会社からの出向者)に対してこれ以上の調査協力を行わない趣旨のコメントを残し
損害保険ジャパンに自浄作用はあるか。 中古車販売大手・ビッグモーター(東京都港区、兼重宏行社長)が事故車修理における保険金を不正に水増し請求していた問題で、幹事会社である損保ジャパンは、損害査定や保険金支払い態勢などに問題がなかったか、弁護士など第三者による調査チームを立ち上げる方向で検討に入った。 損保ジャパンは、ビッグモーターの修理を担う板金部門や自動車保険の販売を担う保険部門などに、これまで延べ37人の出向者を送り込んでいる。 にもかかわらず、「不正請求を認識していなかった」との弁明を繰り返していたことで、癒着疑惑が一向に晴れず、批判の声が高まっていた。 監督する金融庁の視線も日増しに厳しくなってくる中で、第三者調査に踏み切ることで自浄作用があることをアピールする狙いがあるとみられる。 ただ、その調査によって損保ジャパンは「パンドラの箱」を開けることになるかもしれない。
中古車販売大手・ビッグモーター(東京都港区、兼重宏行社長)が、事故車修理における保険金を不正に水増し請求していた問題で、損害保険ジャパンとの癒着疑惑が一段と強まってきた。 疑惑を解明するうえで、最大の焦点となるのは「営業ノルマ」だ。 「アット」と呼ぶ営業ノルマの実態 不正の経緯などについて調べた特別調査委員会(委員長・青沼隆之弁護士)の報告書によると、ビッグモーターの板金部門は、全国に最大で33あった工場に対し、「アット」と呼ぶ営業ノルマの達成を強く求めていた。 同社においてアットとは、車両修理1件当たりの工賃(作業代金)と、交換した車両パーツの粗利益(販売代金から仕入れ代金を引いた金額)の合計額を指す。 その平均値を上げるようにノルマを課し、平均値が低い工場の責任者を本社役員などが会議の場で厳しく問い詰めたり、見せしめのように降格処分にしたりといったようなことが常態化していたという。 し
「動かざること山の如し」。戦国時代の武将・武田信玄の旗印「風林火山」ではないが、そんな広報姿勢を徹底的に貫いてきた大企業がある。それが中古車販売大手・ビッグモーターだ。そんな「山」がついに今月、動いた。それが、ビッグモーターが7月5日に発表した「特別調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」だ。 損害保険各社に事故車両の修理代を水増し請求をしていた疑いで、弁護士などからなる特別調査委員会が報告書を提出し、不正を認定した。今回、報告書がまとまったことを受けて、「お知らせ」を発表したのだ。 だが、この「お知らせ」。どうにも不誠実極まりないものに見える。私は現在は企業の広報PRを支援する者として、以前はテレビ東京記者として900を超える記者会見に出たが、これほど「内容の薄い謝罪文」、そして「そっけない対応」を見たことがない。 ビッグモーターの謝罪対応がいかに企業広報のモラルから、かけ離れた異様
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