米航空宇宙局(NASA)の無人火星探査車キュリオシティーが掘った深さ約5センチ、直径約1.6センチの穴(2018年5月25日入手)。(c)AFP PHOTO / NASA/HANDOUT 【6月8日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の無人火星探査車キュリオシティー(Curiosity)が、火星表面にある35億年前の岩石からこれまでで最も複雑な有機物質を検出した。科学者チームが7日、発表した。火星の生命探査に飛躍的な進展をもたらす発見だ。 さらにキュリオシティーは、火星大気中のメタン(CH4)濃度が季節変動することを示すさらなる証拠を発見した。これは、メタンの発生源が火星自体で、おそらく火星の地下水である可能性が高いことを示唆している。 火星のゲール・クレーター(Gale Crater)での掘削調査で採取された複数の化合物は、生命の直接的な証拠ではないものの、キュリオシティーが火星に着陸した
![火星で複雑な有機物発見、メタン濃度の季節変動示す証拠も NASA探査車](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/334352d13aea1f614fabd9df0fd765b4ffbe678c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F1%2F1000x%2Fimg_9141e7bfb8a375f4a0c92c0b2b6c75bf300064.jpg)