ソフトウエアとデジタルテクノロジーが自動車産業の在り方を変えつつある AERIALPERSPECTIVE IMAGES/GETTY IMAGES <EV、自動運転車、コネクテッドカー......。かつて閑古鳥が鳴いた米自動車産業の都・ミシガン州が、先端技術の集積拠点として台頭している> 電気自動車(EV)の駆動系やバッテリーに始まり、IT端末としての機能を持つコネクテッドカーや自動運転車向けのさまざまなハードウエアやソフトウエアに至るまで、アメリカの自動車メーカーは長年、デジタルテクノロジーの開発に巨額の資金をつぎ込んできた。 最近目立ち始めているのが、アメリカ自動車産業の原点の地であるデトロイトを擁するミシガン州への投資の流入だ。フォード、ゼネラル・モーターズ(GM)、ステランティス(クライスラーやジープなど14の自動車ブランドを傘下に置く多国籍自動車メーカー)はいずれも、ミシガン州での
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