パレスチナ自治区ガザ市にある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部建物。写真編集はイスラエル軍が確認(2024年2月8日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP 【7月10日 AFP】イスラエルは9日夜、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)北部ガザ市にある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部建物を攻撃したと発表した。 イスラエル軍は、同市とガザ地区南部で数万人を対象に避難指示を出し、それぞれの地域で攻撃を激化させている。 UNRWA本部への攻撃についてイスラエルは、イスラム組織ハマス(Hamas)とイスラム聖戦(Islamic Jihad)が本部建物を拠点として利用しているとし、内部で活動する戦闘員を狙ったものだと説明。作戦により戦闘員は「排除」され、建物からは「大量の兵器」が見つかったとした。 UNRWAは昨年10月から建物を管理できていない。イ