日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、新型ロケット「H3」の打ち上げに失敗し、このロケットを爆破した。 JAXAによると、「H3」の試験1号機は鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。しかし、数分後に第2段エンジンが着火しなかったため、指令破壊の措置が取られた。
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、新型ロケット「H3」の打ち上げに失敗し、このロケットを爆破した。 JAXAによると、「H3」の試験1号機は鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。しかし、数分後に第2段エンジンが着火しなかったため、指令破壊の措置が取られた。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で予定時刻に打ち上げられなかった新型主力ロケット「H3」1号機について記者会見を開いた。岡田匡史プロジェクトマネジャーは「1段エンジン(LE9)周辺の機器が何らかの異常を検知し、固体ロケットブースターの着火信号を送らなかった。原因は究明中」と説明した。 予想しなかった異常の発生で打ち上げを中止したとしており、「失敗とは考えていない」とも述べた。 1号機の機体やLE9、固体ロケットブースター自体に問題はないとしており、原因究明と点検をした上で予備期間の3月10日までの発射を目指す意向を示した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月17日、新型基幹ロケット「H3」の初号機を種子島宇宙センターから発射しようとしたが、打ち上がらなかった。ライブ映像では発射予定時刻の10時37分に炎と煙が噴出し、エンジンが点火したように見えたが、ロケットは射場に鎮座したままだった。 固体補助ロケットが着火しなかったといい、日本経済新聞はJAXAが情報収集を急いでいると報じた。 H3は当初2021年度中の打ち上げを目指していたが、新型エンジン「LE-9」に振動問題が見つかり延期となっていた。その後の設計変更で対応し、2022年11月7日に機体とエンジンを組み合わせた状態の「1段実機型タンクステージ燃焼試験(CFT)」を成功。天候状況を踏まえ、2023年2月17日に打ち上がることになっていた。 JAXAは2022年10月12日にイプシロンロケット6号機の打ち上げにも失敗している。 (この記事はUchuBi
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業が開発中の次期主力ロケット「H3」の初打ち上げが延期となる見通しであることが18日分かった。これまでは2021年度中を目指していた。新型エンジンに見つかった不具合の解消に時間がかかっており、延期は2回目となる。JAXAが近く記者会見を開いて状況を説明する方向だ。H3は全長約63メートルで、いまの主力ロケット「H2A」の後継機として開発が進む。自動車向
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、新たな基幹ロケット「H3」の主エンジンに不具合が見つかり、本年度中にも予定していた打ち上げを、2021年度に遅らせると発表した。 主エンジンの「LE9」の実験後の点検で、燃料を燃やす「燃焼室」の壁に十数カ所の穴が見つかった。また燃焼室に燃料を送り込むタービンにもひび割れがあった。 JAXAは5月26日に8回目の燃焼試験を実施、不具合はこの試験の後に見つかった。通常運転よりも高い過酷な温度での燃焼に耐えられるかどうかの実験で、壁の温度は約千度まで上昇した。冷却が十分にできなかった可能性があるという。
宇宙航空研究開発機構( JAXA ( ジャクサ ) )は2022年に、火星の衛星に向けて探査機を、開発中の新型ロケット「H3」で打ち上げる計画をまとめた。 目指すのはフォボスで、火星の歴史や衛星の成り立ちを探るため、約10グラムの石や砂を採取し、打ち上げから約3年後に地球に持ち帰る計画だ。火星の衛星への離着陸に成功すれば、世界初となる。JAXAによると、探査計画には東京大や北海道大、神戸大などの大学が参加する。 火星にはフォボスとダイモスと呼ぶ衛星二つがあり、火星からの距離はフォボスの方がダイモスに比べて約3分の1と近い。このため、フォボスの表面には、太古の火星に 隕石 ( いんせき ) が衝突した際に飛び散った火星の石などがより多く堆積している可能性がある。
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