JR東日本は6日、台風19号による河川の氾濫で浸水した北陸新幹線10編成をすべて廃車とすると発表した。車両の帳簿上の価値はJR東の持つ8編成が118億円で、JR西日本の2編成が30億円。部品は一部転用するが、残りは2020年3月期に特別損失を計上する方針。北陸新幹線は通常時の8割のダイヤで運行しているが、20年3月末までに台風前の本数に戻すことを目指す。JR東の深沢祐二社長は6日の定例の記者会
北陸新幹線の大阪延伸は14日の与党検討委員会で「小浜京都ルート」に決まり、今後の焦点は、決定が持ち越された京都-新大阪間で南北2ルート案のどちらが選定されるかに絞られた。検討委は、東海道新幹線の北側を走るルートが事業費などの観点で「優位」と判断。一方で地域開発の観点から、南側を走るルートを「有望」としている。 北側ルートは大阪府北部を通り、途中駅は作らない。南側ルートは関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)に途中駅を設ける計画だ。ただ南側ルートをめぐっては11月24日、奈良県の荒井正吾知事が「費用に見合うメリットがない」と意見表明し、国土交通省が同県を経由しないルートの試算作業を始めた。 今のところ有利なのは北側ルートだ。石川、富山、福井の北陸3県から「南側ルートは時間短縮効果が小さい」などの意見が出されたほか、国交省が11月11日に公表した前回の試算では、南側ルートは北側ルートに比べ
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