【読売新聞】 フィリピン付近で2日深夜に発生した大地震で、気象庁は発表していた津波注意報を、宮古島・八重山地方で3日午前7時に、千葉県から九州にかけての太平洋沿岸と伊豆諸島、小笠原諸島、奄美群島・トカラ列島で午前9時に、それぞれ解除
![フィリピン地震で各地に津波注意報、すべて解除…気象庁](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7105502be4bbe587d2f223965d6fbe13dbc3f43a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fmedia%2F2023%2F12%2F20231203-OYT1I50019-1.jpg%3Ftype%3Dogp)
宮城県沖に設置した海底津波計からの観測データが、5月5日16時15分から入手できなくなりました。その原因については、データを中継する海上ブイが強い海流によって東へ約5km移動したために、音響通信が不良となったためと推定されます。 今回の欠測により、宮城県沖から茨城県沖にかけての沖合海域で津波が発生した場合に、その津波を沖合で検知するまでの時間が最大で10分程度遅くなる可能性があります。なお、他の2基は正常に機能しており、引き続き沖合における津波の早期検知は可能であるとともに、地震直後の津波警報(第1報)は、地震計のデータをもとに津波の規模等を推定して発表するため、この欠測による影響はありません。 今回の欠測に対し、予備のブイの設置等によって、早期の観測再開を図る予定です。
印刷 関連トピックス地震 気象庁は、発生した地震がマグニチュード(M)8を超える可能性があると判断した場合、その海域で想定される最大Mに基づいて津波警報を発表する方針を固めた。観測データなどから正確な規模がわかった段階で、適切な水準に切り下げるという。27日に同庁であった学識者との勉強会で明らかにした。 3月11日の東日本大震災では、気象庁は発生から3分後に地震の規模をM7.9と推定し、大津波警報を発令。予想される津波の高さを宮城県で6メートル、岩手県と福島県で3メートルとする第一報を出した。しかし、沖合での実際の観測値などを参考に44分後、3県とも10メートル以上に引き上げた。 こうした措置で住民の避難の遅れを招いたと指摘されたため、気象庁は津波警報の改善を検討。同庁が発生直後に出すMは、複数の地震計の最大振幅(揺れ幅)を用いて算出する。3分をめどに発表する迅速さが利点だが、M8超
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く