米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は8日、電気自動車(EV)大手テスラの2023年型「モデルY」で走行中にハンドルが外れたとの2件の報告を受け、同車種12万台を対象に予備調査を実施すると発表した。 報告があった2台はステアリングコラムにハンドルを固定するボルトがないまま納車されていたという。 テスラ株は3%下落してこの日の取引を終了した。 NHTSAは問題の発生範囲や頻度、関連する製造工程について予備調査を実施するとしており、結果次第ではリコール(回収・無償修理)につながる可能性がある。 ハンドルが外れた2台は既に修理を受けたとした。
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