ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は16日、ロシアの戦術核兵器の第一陣がすでに、隣国ベラルーシ領内に配備されていると述べた。
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2020年にベラルーシから亡命した野党指導者スヴェトラナ・ティハノフスカヤ氏は、ロシアの「ミサイルと爆弾」がベラルーシ国内に到着したとアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が発表したことについて、核兵器が「狂った独裁者の手に渡った」と危険性を強調するとともに、西側が「沈黙を守っている」と批判した。ルカシェンコ氏は受け取った「爆弾」について、広島や長崎へ投下された原爆より「3倍は強力」だとロシアのテレビに話している。 ポーランド・ワルシャワでBBCの取材に応じたティハノフスカヤ氏は、ロシアの戦術核兵器がベラルーシに配備されたことについて、1991年にソヴィエト連邦が崩壊して以来、ロシアの戦術核兵器がロシア国外に初めて配備されたにもかかわらず、西側諸国の政治家は沈黙していると批判した。 ルカシェンコ大統領は、ロシア国営テレビの司会者と共に、ベラルーシの田園地帯で番組に出演し、「ロシアから受け取った
「ユーラシア経済連合」のフォーラムで発言するベラルーシのルカシェンコ大統領=24日、ロシア・モスクワ/Stringer/Getty Images (CNN) ベラルーシのルカシェンコ大統領は28日に放送されたテレビインタビューで、「ロシア・ベラルーシ連合国家」に参加を希望する国には核兵器が与えられると主張した。その数日前には一部の戦術核兵器のロシアからベラルーシへの移転が始まったと明らかにしていた。 ルカシェンコ氏はロシア国営テレビ「第1チャンネル」のインタビューで、「我々がロシア連邦と結ぶのと同じ緊密な関係をカザフスタンや他の国が結ぶことを気にする者はいない」と述べ、「非常にシンプルだ。ベラルーシとロシアの連合国家に参加する。それだけで誰でも核兵器が手に入る」と続けた。 ベラルーシ政府のホームページによると、1999年に署名されたロシア・ベラルーシ連合国家創設条約は、両国間の経済、情報、
「イスカンデルK」ミサイルの発射試験。ロシア国防相公開の動画の静止画(2022年2月19日公開、資料写真)。(c)HANDOUT / RUSSIAN DEFENCE MINISTRY / AFP 【3月26日 AFP】ウクライナ国家安全保障国防会議のオレクシー・ダニロウ(Oleksiy Danilov)書記は26日、ツイッター(Twitter)で、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がベラルーシへの戦術核兵器配備で合意したと明らかにしたのを受け、ロシアはベラルーシを「核の人質」として扱っていると非難した。 ダニロウ氏はまた、ベラルーシへの戦術核配備は、同国の「国内不安定化への一歩」だと指摘。「ベラルーシ社会におけるロシアおよびプーチン(大統領)への否定的な見方と、大衆の拒絶を最大限に拡大させるものだ」と語った。(c)AFP
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