■満員の国立、うれしかった 〈サッカーのJリーグが誕生してから20周年を迎える。ヴェルディ川崎-横浜マリノスの歴史的開幕戦が東京・国立競技場で行われたのは1993(平成5)年5月15日。川崎や日本代表の中心選手だった当時、どのような思いを胸にピッチに立ったのか〉 今でも忘れないね。あの日は国立競技場がお客さんでいっぱいに埋まり、すごくうれしかったなぁ。昭和52年に日本へやってきてから、ずっとプロリーグでプレーしたいと願っていた。日本サッカー界が成長するためにもプロリーグは絶対に必要だと信じていたしね。 プレッシャーとは違うような気もするけど、何とかJリーグを成功させなければいけないという気持ちはあった。Jリーグはあの日の国立でヴェルディの一員としてプレーした私やカズ(三浦知良)、マリノスの木村和司たちだけの力で生まれたわけではない。それ以前にも釜本(邦茂)さんや杉山(隆一)さんといった方々
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