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ポーランドとロシアのサポーターが衝突した事件はあったものの、大会はほぼ順調に進んでいる【写真:AP/アフロ】 27日の準決勝・ポルトガル対スペイン戦(ドネツク)、28日の同・ドイツ対イタリア戦、そして7月1日のファイナル(キエフ)の3試合を残すのみとなったユーロ(欧州選手権)2012。今回は距離的にかなり離れたポーランドとウクライナの共同開催ということで、運営面の成否も注目されていた。8日の開幕以来、表立った問題を挙げるとすれば、ポーランドとロシアのサポーターが衝突し、100人以上が拘束された13日のワルシャワ市内での事件くらい。全体的には、ほぼ順調に進んでいるといえる。 スペインのニュースエージェンシー『Agencia Colpise』のティルコ・イグナシオ記者が「わたしは1次リーグから準々決勝にかけてポーランド国内を回って取材しているが、スタジアムはモダンで見やすく素晴らしいし、町の
スペインはあえてマークされている左サイドのアルバ(赤)から攻撃を仕掛けることで、フランスの裏をかいた【Getty Images】 バランスが取れた状態は、新たなアクションを起こしづらい状態でもある。 ユーロ(欧州選手権)2012もいよいよ準決勝に突入する。ここまでの同大会の感想だが、ロジカルな戦術の駆け引きに彩られた結果、試合展開が重くなることが多いという印象を抱いている。これは一発勝負の短期大会ならではの特徴とも言えるだろう。 例えば準々決勝、スペインvs.フランス(2−0)だ。フランスはこの試合、本来は右サイドバックのマチュー・ドゥビシーを右サイドMFに上げ、空いた右サイドバックにはアンソニー・レベイエールを起用するスペイン対策を施した。特徴的なのは、両サイドにおける守備の違いである。スペインの左サイドバック、ジョルディ・アルバの攻撃参加に対しては必ずドゥビシーが下がってマンマーク
<欧州選手権:イタリア0(4PK2)0イングランド>◇準々決勝◇24日◇ウクライナ・キエフ イングランドの敗退を受けて、25日付英紙ミラーは「灰は灰に、塵は塵に」という見出しで報じた。 PK戦で失敗したDFアシュリー・コールとMFアシュリー・ヤングの名前と、埋葬のときに使われる表現をひっかけ「Ashes to Ashes(灰は灰に)」。04年大会でポルトガルにPK戦で敗れたのも、6月24日だったことから「悪夢再び」「これはのろい」などの言葉を並べた。 また、英国小売協会は、イングランド代表の欧州選手権敗退は英国経済に10億ポンド(約1240億円)の損失を与えたとの見解を示した。同協会のリチャード・ドット氏は「勝ち続けていれば消費者の購買欲も高まり、10億ポンド前後の経済効果を与えていたはずだ」と話したという。
FWロビン・ファン・ペルシは2011-12シーズンの欧州サッカー界で最も恐れられたストライカーの一人だったが、代表チームではクラブでの好調ぶりの片鱗すら垣間見せることはなかった。確かに2-1で敗れたドイツ戦では1ゴールを記録したが、大会を通してほとんど存在感を見せることができず、彼自身の動きにも味方との連係にもまったく良いところがなかった。 主将のマルク・ファン・ボメルにとっては、ドイツ戦の出来は代表デビュー以来最悪とも言えるものだった。最終戦でファン・デル・ファールトにポジションを譲ったのも当然としか言いようがない。 ポルトガル戦を迎えるまで、スパーズのMFは代表チームでの控え待遇への不満を漏らし続け、チーム内に不穏な空気を作ってばかりいた。だが実際に起用されてみると、すっきりしないプレーに終始し、まさにそれまでベンチを暖め続けた理由を示すことにしかならなかった。日曜日の試合では先制点を
消化不良の状態が続いていたアトレティコ・マドリーに戻ったシメオネ。周囲の期待は大きかった【Getty Images】 今から約4カ月前、アトレティコ・マドリーは近年と全く変わらぬ状況にあった。安定して結果を出せないリーガ・エスパニョーラでは中位をさまよう消化不良の状態が続き、監督のグレゴリオ・マンサーノは状況を打開するための解決策を見いだせず、多くの選手が本来のレベルを発揮できずにいた。 そこで執行部は緊急手段をとることを決断し、スポーツディレクターのホセ・ルイス・ペレス・カミネロに新監督を探すよう命じた。そこで浮上した名前が、当時ラシン・クラブの監督を辞任したばかりだったアトレティコのアイドル、ディエゴ・シメオネだった。 シメオネはアトレティコの長い歴史に名を連ねる一選手にとどまる存在ではない。彼は選手として所属した90年代において、とりわけリーガとスペイン国王杯のドブレッテ(2冠)
準決勝のアーセナル・レディース戦でフル出場し、勝利に貢献した熊谷(左)。ドイツ語を駆使したコーチングも光った【写真:アフロ】 フランクフルト対リヨン。この対戦カードを見て、それが何を意味しているか分かる人は、サッカーファンであっても少ないだろう。 今週、ミュンヘンで行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝(19日、アリアンツ・アレーナ)は、バイエルン対チェルシーだけではない。こちらもれっきとしたUEFA(欧州サッカー連盟)冠の大会。2009年に大会方式が一新され、3年目を迎えたUEFA女子CL(17日、オリンピアシュタディオン)である。 例年同様、本家CLの2日前に、同都市で開催される。そして、今年は両チームに、日本人選手がいることで小さいながら話題となっている。 フランクフルトの正式名称は1.FFCフランクフルト。かつて高原直泰や稲本潤一がいたアイントラハト・フランクフルトとの関係
【マドリード時事】欧州サッカー連盟(UEFA)の規律委員会は4日、ポルト(ポルトガル)に2万ユーロ(約212万円)の罰金処分を科したと発表した。 2月16日に行われた欧州リーグのポルト―マンチェスター・シティー(イングランド)の試合で、ポルトのサポーターからマンチェスターの選手に対して人種差別的なコールが起こったことが問題視されていた。 【関連記事】 ・ ベンゲル監督を処分=UEFA ・ 〔写真特集〕欧州のサムライ〜長友、内田、香川、本田〜 ・ 【特集】サッカー欧州選手権・激闘の歴史 ・ 〔写真特集〕サッカー欧州選手権 美女サポーター ・ 〔写真特集〕サッカー選手の夫人・ガールフレンド [ 時事通信 2012年4月5日 21:15 ] 前後の記事 - [欧州サッカー] ムアンバが歩行再開=イングランド・サッカー - 4月5日ムアンバが歩行再開 - 4月5日ポルトに罰金処分=サポータ
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