台湾・台北のホテルで共同会見を開く呉釗燮外交部長(右)とアレックス・アザー米厚生長官(2020年8月11日撮影)。(c)Pei Chen / POOL / AFP 【8月11日 AFP】台湾の呉釗燮(Joseph Wu)外交部長(外相に相当)は11日、訪台中のアレックス・アザー(Alex Azar)米厚生長官との会談で、中国当局が6月に施行した香港国家安全維持法(国安法)による反体制派への弾圧強化を引き合いに出し、中国は台湾を「次なる香港」にしようとしていると警戒感を示した。 アザー米厚生長官は、1979年の米台断交後、最高位の米高官として歴史的な台湾訪問を3日間の日程で行っている。 台北でアザー氏と会談した呉氏は、台湾は中国に自由を奪われる脅威に常にさらされていると主張。「中国は台湾に政治的条件を受け入れるよう圧力をかけ続けており、わが国の日常生活をますます困難にしている。その政治的条件
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