ネット掲示板「2ちゃんねる」に掲載された中傷記事を削除するとうそを言って金をだまし取ったとして、警視庁は東京都目黒区柿の木坂3丁目、人材派遣会社役員松島隆寿容疑者(40)を詐欺の疑いで逮捕し、23日発表した。 松島容疑者はかつて、フリージャーナリスト「西澤孝」として活動し、民主党国会議員が自殺した偽メール問題で、うそのメール情報を提供した人物という。 碑文谷署によると、松島容疑者は2007年6月、2ちゃんねるに中傷記事を書き込まれた東京都国分寺市に住む男性(43)に対して、「私は警察官僚で、100万円で削除できます」などとうそを言い、105万円をだまし取った疑いがある。 男性は同月から10年5月の間、二十数回にわたって総額3500万円を松島容疑者に支払ったといい、12年3月に告訴していた。同署の説明によると、松島容疑者は「だましたことは間違いない」と話し、容疑を認めているという。
息子を名乗って元刑事の男性から現金をだまし取ろうとしたとして、警視庁三鷹署は詐欺未遂の疑いで、東京都台東区入谷、無職、久米一世容疑者(28)を現行犯逮捕した。同署によると、久米容疑者は振り込め詐欺で現金を受け取る「受け子」役で、「詐欺をしたつもりはない」と容疑を否認している。 同署によると、久米容疑者ら犯人グループが騙そうとした三鷹市の男性(81)は警視庁で暴力団事件を担当した元警察官で、電話の内容を不審に思い、110番通報。だまされたふりをして、自宅付近の公園に現れた久米容疑者を張り込んでいた捜査員が確保した。 逮捕容疑は今月24~25日、男性方に「浄水器の販売に失敗した。今すぐにカネを用意してくれ」などと嘘の電話をし、現金400万円をだまし取ろうとしたとしている。
独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)からプログラム改修費を架空発注して約97万円をだまし取ったとして、宮城県警捜査2課は14日、詐欺の疑いで、JAXA角田宇宙センター主任研究員、須浪徹治容疑者(46)=同県名取市手倉田八幡=と自称派遣社員、西村風(ふう)歌(か)容疑者(25)=東京都府中市清水が丘=を逮捕した。同課によると、須浪容疑者は「私はだましたりはしていません」と容疑を否認し、西村容疑者は認めているという。 同課は、両容疑者が平成21年12月以降、JAXAから他にも同様の手口で約800万円をだまし取ったとみて、調べる。 逮捕容疑は、西村容疑者が代表だった東京のペーパーカンパニーにプログラム改修を架空発注し、虚偽の納品書をJAXAに提出する手口で、23年4月に97万円を振り込ませ、だまし取ったとしている。 同課によると、須浪容疑者は熱力学などの研究をしており、所属部署での発注業
印刷 メール 「髪の毛で内部被曝調べる」検査業者横行 実際は不可能 髪の毛を台にのせれば、内部被曝の状態がわかるというQRS装置 「髪の毛で内部被曝(ひばく)の状態がチェックできる」という検査が、福島県内の幼稚園や保育園で広がっている。内部被曝量は毛髪では測定できないが、検査業者は「被曝だけでなく、がんや心の悩みもわかる」と説明。昨年夏以降、500人以上が受けたという。民間の保育園でつくる日本保育協会福島県支部は詐欺の疑いもあるとして、注意を促す通知を出した。 この検査は、東京都内のペット用品業者が設立した「日本QRS健康管理協会」を窓口に、超音波検診を行う「生理科学研究所」などが、1人当たり8400円で請け負っている。 業者によると、3〜4センチの毛髪20〜30本を量子共鳴分析器(QRS)という装置に乗せて微弱な電流を流せば、ヨウ素やセシウム137、ストロンチウムなど8項目の内部被曝の状
なでしこジャパンとの「写真撮影会とパーティー」を企画した詐欺まがいの案内が送られています。 日本サッカー協会(JFA)に入った情報によると、イベントは、なでしこジャパンの佐々木則夫監督や選手が参加してティーパーティーや写真撮影、直筆サイン入りボールと色紙プレゼントを行うというもので、会場は札幌、仙台、東京など全国9会場で、会費は11万円となっています。 JFAではこのようなイベントを実施することはありませんし、佐々木監督をはじめ、選手や関係者が同様のイベントに出席することはありません。 このような不審な内容の案内には十分、ご注意いただくとともに、類似の案内を発見された場合はJFAにご一報いただきますようよろしくお願い申し上げます。 (財)日本サッカー協会 TEL:03-3830-2004
福島第1原子力発電所の事故による影響で放射性物質(放射能)を含んだ水道水が各地で問題となる中、「放射性物質が取り除ける」などをうたい文句に浄水器を売りつける事例があり、国民生活センターなどが注意を呼びかけている。 センターによると、放射性物質の水道水汚染が問題となったころから、「『放射性物質を取り除ける浄水器がある』と電話で勧誘された。購入はしなかったが注意を呼びかけてほしい」(近畿地方の50代女性)といった相談が数件あった。「放射性物質が除去できる浄水器が売られていたが、買うべきだろうか」という相談もあったという。 東京工業大大学院理工学研究科の谷岡明彦教授(有機・高分子物質専攻)によると、浄水器で放射性物質を取り除いた実験は例がなく、「浄水器の種類によって効果は異なるが、完全に除去できることはあり得ない」という。浄水器に蓄積された放射性物質を家庭でどう処理するかも問題となる。 谷岡教授
警察庁などによると、被害届の提出を含めた警察への相談件数は全国で146件(28日現在)に上り、都道府県の消費生活センターなどへの相談も含めると地震関連のトラブルは200件以上とみられる。集金や振り込みを求めるほか、売上金を義援金に充てるとうたって東北特産のリンゴなどを売るケースも。同庁は「不審に思ったら警察に相談を」と呼びかけている。 同庁などによると、神戸市須磨区に住む80歳代の女性宅に、女の声で「宮城の地震の関係で募金をお願いしている。100万円でもいい。家まで取りに行く」と電話があった。不審に思い、女性は電話を切ったという。松山市では、60歳代の女性が、自宅を訪ねてきた男2人に「義援金をお願いします。義務で一口5000円」と要求されて支払うなど、愛媛県内でも詐欺事件が3件あった。 今回の地震に便乗した詐欺まがいの商売を巡る相談も相次ぐ。トラックに積んだ果物を「東北産」と言って義援金名
“震災募金”詐欺容疑で逮捕 3月19日 14時39分 東北関東大震災の被災地への義援金や募金と偽って現金をだまし取ったなどとして東京や埼玉の男2人が逮捕され、警視庁は、同じような詐欺が広がるおそれがあるとして注意を呼びかけています。 警視庁の調べによりますと、このうち東京・昭島市の無職、中村雄一容疑者(29)は、18日、JR立川駅前で「東北関東巨大地震救援募金」と書かれた箱を持って通りかかった人に募金を呼びかけ、あわせて1万2000円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。また、埼玉県久喜市の自営業古屋正樹容疑者(53)は、今月15日、新宿区の91歳の女性に電話をかけ「地震の被災者への義援金を集めています」などとうそを言って現金をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いで逮捕されました。警視庁によりますと、いずれも容疑を認めているということです。警察庁によりますと、東北関東大震災が起
地震の発生後、不安をあおるようなメールやデマが広がったほか、義援金を装った詐欺などが各地で発生している。「放射線による被害を防ぐには、うがい薬を飲んだりワカメや昆布を食べたりするといい」。福島第1原子力発電所の事故を受けて、こんなデマが広がった。放射線医学総合研究所は「うがい薬は効果がなく、むしろ有害。絶対にやめてほしい」と訴える。「拡散希望」と書いて多くの人にメールを転送するよう求める「チ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く