このたび、現役引退を発表された鄭大世選手(FC町田ゼルビア)よりエスパルスサポーターの皆様および関係者へメッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。 『静岡駅前のホテルの一室で、スーツを着た僕の前で強化部が見守る中、サインをした。”2020年”まで契約という20年代の西暦が想像もできなかった。現在2022年、よわい38歳 キャリア終盤。苦しい時が圧倒的に多く、思い通りに行かないことばかり。嬉しさは今や半減。ダービーの最後のゴールで咆哮したシーンを見返しては、この時は鬼気迫ってたな〜と懐かしむ。周りは『出るだけじゃなく、ベテランとしてチームをまとめてほしい』と言う。でも『スタメンで出たい!まだやれる!』と思ってるここで日和ったらプロとして終わりだと、歯を食いしばってやってた。無情にも、自分と周りが思うパフォーマンスに違いができてきてるのは、薄々気づいてた。右肩下がりで、もう登ることはで
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