東京都八王子市のJR西八王子駅前で西東京バス(同市)の男性運転手(37)が刃物で刺されてけがをした事件で、逮捕された市立中学3年の男子生徒(14)が、事件を起こしたバスに乗り込む直前、所属している運動部の顧問に犯行をほのめかす電話をかけていたことが八王子市教委などの調べでわかった。 警視庁は、少年が運転手の左胸を刺したことなどから殺意があったとして、容疑を傷害から殺人未遂に切り替えて調べている。 市教委や生徒が通う中学校によると、生徒はバスに乗車する5分ほど前の22日午後2時55分ごろ、部活の顧問をしている教諭に携帯電話で「ぼくがバスジャックをしたらどうする?」と電話をかけた。顧問は「もちろん止めに行く」と答えたが、生徒は「バスジャックをしたら電話するから」と言って電話を切った。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続きが必要です。購読申し込みログインする今なら最大2カ