海上自衛隊の自衛艦隊発足70年を記念する式典で挨拶する斎藤聡司令官(中央左)=1日、海自横須賀基地(市岡豊大撮影) 自衛隊が1日、発足から70年を迎えた。 国民の大多数が、国防や災害派遣に当たる自衛隊を支持し、頼りにしている。 日本を取り巻く安全保障環境は非常に厳しい。陸海空と内部部局の全ての自衛隊員は国民の期待に応え、日本と世界の平和を守る崇高な任務に邁進(まいしん)してほしい。 警察予備隊、保安隊を経て、自衛隊は昭和29年7月1日に、直接侵略に対する防衛という使命を担って発足した。 戦後の平和が保たれたのは憲法第9条のおかげではない。自衛隊と日米安全保障体制が抑止力となって9条の欠陥を補い、日本の独立と国民の生命を守ってきた。 現憲法には国防に関する直接の規定が存在しない。9条を旗印に自衛隊を違憲と決めつけて排撃したり、自衛隊の活動や充実を妨げようとしたりする「平和運動」が横行する時代
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