id:Kodakanaさんのところで「千葉県市川市の条例が危ない」という記事が紹介されています。まぁこの条例に反対か賛成かはさておき、chiki的に気になるのはそれに対する林道義さんのコメント。 千葉県市川市の快挙に応援を ──フェミ条例への抜本的改正案提出 ! 11月13日に市川市の市議会に、現行のフェミ的「男女平等基本条例」に代わる「男女共同参画社会基本条例案」が保守系議員によって提出された。 新条例案では現行の「男女平等社会の実現の障害となる性別役割分担意識がいまだ根強く残っており」といったフェミ的「前文」がすべて削除されている。また「男女の実質的平等を実現するため」という文章も削除されている。 代わって新条例案には、「男女がその特性を生かし、必要に応じて適切に役割分担しつつ、互いが対等の立場で協力し、補完し合って……」とか、「男女が男らしさ、女らしさを否定することなく」「専業主婦を
林道義『家族の復権』をなんとなく読んでみた。瀬口典子さんが「『科学的』保守派言説を斬る! 生物人類学の視点から見た性差論争」で批判していた澤口俊之さんの主張をそのままひっぱってきて、特にモンゴロイドはネオテニー化が進んでいる(その分進化が進んでいるということらしい)のだから「しつけ」がなおのこと重要であると論じていたり、以前疑問を抱いたスウェーデンへのディスが掲載されていたりと、色々すごいなーと思って読んでいたら、次のような記述を発見して、全米、というか全細胞が震撼した。 「母性神話」とか「三歳児神話」という言葉で否定されてきた母性についても、若い女性のあいだに健全な母性感覚が戻ってきていると感じられる。たとえば、私の授業を受けている女子学生を対象に、次のようなアンケート調査をしてみた(二〇〇一年末に実地)。 応じたのは計235名。以下のような結果を得た(複数回答は不可、「その他」「無回答
元ネタ→東京女子大学よ、私のどこが「不名誉」なのだ(by東京女子大学元教授林道義氏) 『バックラッシュ!』発売記念キャンペーン跡地を告発せざるをえなくなった。不正が堂々と行われているからである。cやmの頭文字がつく人間が中心となって、本人の関与をまったく遮断して、その人間の権利を奪う。しかもその権利を奪う根拠や理由を、当事者にさえ何一つ明らかにしない。 差別と人権侵害に厳しい現在において、ありえないことが平然と行われているのである。しかもそれが理性の府であるはてなの中でなされている。この不正、不正義を黙して看過することは絶対にできないのである。 組織ぐるみの不正 『バックラッシュ!』発売記念キャンペーン跡地は、二〇〇六年五月にプレゼント応募した私に対して、『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』の書籍を与えないと決めた。しかし、正規の手続きを経て決めたのではない。『バック
第3章 Re:方法論的思考と読解力の欠如 (「林道義元東京女子大学教授」への反論 ) 林道義著『家族を蔑(さげす)む人々 フェミニズムへの理論的批判』が多くの注目を集めたり、各方面で取り上げられている…というのは見たことも聞いたこともないが、それはともかく拙著「レイマー氏を蔑(さげす)む林道義氏」への批判が林氏のサイトに先日掲載された。それだけムキになるということは、あの素人が書いた、たったひとつの記事が、林氏にとって大きな打撃となっていることをうかがわせる。 牧波さんがこれまでの記事で指摘した「デイヴィッド・レイマー氏を辱めようとするバックラッシュ」に共通の欠陥は次の三点である。 方法論的思考ができない。というか扇動さえできれば内容はどうでもよく、レイマー氏自体にも興味はない。 テキストを正確に読むという基本が欠けている。すなわち、相手の言っていることを正しく読んだ上で批判するということ
ずいぶん前に書いた「生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾」というエントリに対して、林道義氏から無謀にも反論があった。さっそく読んでみたところ、あまりにバカらしくて再反論する価値も無さそうだと思ったけれど、一応礼儀としてお答えしておこうと思う。大した内容はないので、論壇プロレス的なバトルを楽しみたい人以外はこの項目飛ばし読みしていいです。 まず本題に入るまえに、林氏による批判の対象となった元の記事を要約してみる。林氏は、産経新聞に載せた論説において、男女混合名簿の広がりを含め「男女で区別することを、なんでも槍玉に挙げる」ような運動を批判しているのだけれど、わたしが注目したのは批判そのものではなくて、林氏が強迫的に列記するその「害毒」のバラエティの豊富さだ。かれに言わせると、こうした「混合名簿などのまぜこぜ教育」をほどこすと子どもたちの「自我が正常に発達しない」だけでな
Filed under backlash Posted on 2005/06/17 金曜日 - 10:37:59 by admin You can leave a response, or trackback from your own site. http://macska.org/article/93/trackback/ 40 Responses - “生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾” xanthippe Says: 2005/06/17 - 16:33:36 - こんにちは じっさい、おっしゃるように支離滅裂なことを平気でアンチ・ジェンフリの人たちはいっています。それは何らかの科学的立場に立ったようなものではなく、まるっきり政治的立場からの発言で、それを正当化する(出来ているとは思えませんが。私のような一般市民を相当バカにしていると思いますが・・・)た
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