タグ

ブックマーク / macska.org (12)

  • 反ポルノ・売買春団体「エスケープ」十年前の方向転換と、暴力をふるう「反暴力」活動家たち - macska dot org

    最近、ツイッターで反ポルノ・売買春運動をしている人や、そういった人たちが進める「児童ポルノ単純所持規制」「ロリコン表現・メディア規制」に反発している人たちの発言がよく目に入ってくる。ちなみに今週メールマガジン「αシノドス」に掲載予定(だと思う、まだ確認取れてないけど、数日前に入稿しているし、ボツだとは言われていない)でも、その児童ポルノ規制に関連して「子どもの人身売買反対運動」について書いたのだけれど、そのこともあり反ポルノ・売買春系のサイトもいろいろ読みあさった。そのなかでもやっぱり一番充実しているのは、老舗の反ポルノ・反売買春団体「反ポルノ・買春問題研究会」のサイト。わたしはもちろんかれらの主張には反対の部分が大きいのだけれど、いっぽう「規制反対派」や「セックスワーク擁護派」には「反ポルノ・売買春派」の言い分をよく理解せずに、あるいは理解しようともせずに相手をバッシングするようなことも

    反ポルノ・売買春団体「エスケープ」十年前の方向転換と、暴力をふるう「反暴力」活動家たち - macska dot org
  • 「直線的程度の差としてイメージされている」伊田広行氏の「中間派」解釈 - macska dot org

    山口知美さん(わざと誤記)が「『ようやく名指し批判が!』と思ったらぬか喜び」で伊田広行さんの論文における山口さんへの批判(のようなもの)にコメントしてるけど、それに関連して。といっても伊田さんの文章はダラダラと締まりがなく唐突に話題がズレるなど論文としての体を成していないし、ちょっと長過ぎて全体を批評していられないので、山口さんが参照している伊田氏による「性における多数派と少数派」についてだけコメント。 以下は、山口ブログからの引用。 ついでに、この文章の最後にでてくる、「資料」ってのがまたすごい。 例えばこれ。 「身体の性」(生物学的、身体的区分) (セックス側面) 多数派:明確な男女どちらかの身体的特徴 中間派:一応女性/男性だが、身体の様子が典型的な女性/男性を基準とすると、少し外れている人 少数派:インターセックス(IS:半陰陽) すごく初耳な区分なんですけど。。。「明確な男女どち

    「直線的程度の差としてイメージされている」伊田広行氏の「中間派」解釈 - macska dot org
  • macska dot org > Blog Archive > 「館長雇い止め」を「バックラッシュ裁判」として闘ったことの帰結

    「とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ」の非常勤館長だった三井マリ子さんが2004年に豊中市によって雇い止めされたことについての裁判で、12日判決が出た。雇い止めの不当性を訴えた原告の請求を棄却する判決。三井マリ子さんやその支援者は、彼女の雇い止めはフェミニズムに対する全国的なバックラッシュの一環であるとして、「館長雇止め・バックラッシュ裁判」としてサイトおよびブログで原告側の正当性を主張していた。 裁判の争点自体はいたってシンプルで、非常勤の館長を雇い止めしていいか悪いか。少なくとも現行法では、許されるに決まっている。だから原告勝訴ははじめからありえない話だったわけだけれど、裁判を通して社会の矛盾や問題を明らかにし、それによって世論を喚起して制度変革へとつなげるという運動はアリだと思う。この件だと、非正規雇用者の生活を守るためのシンボルとして、女性運動ではそこそこ有名な三井さんを担ぐ

    macska dot org > Blog Archive > 「館長雇い止め」を「バックラッシュ裁判」として闘ったことの帰結
  • 性犯罪者情報公開制度が、感情的な欠落を「埋め合わせる」ことの危険 - macska dot org

    社会学者の宮台真司さんが、アンドリュー・ラウ監督の映画『消えた天使』の解説として書いた文書をブログで公開している。映画は未公開であり当然わたしはまだ観ていないけれど、宮台氏の解説で気になったのは米国における性犯罪者情報公開制度(メーガン法、ミーガン法)についての部分。宮台氏の議論はとりあえず映画の内容とは切り離されているようだし、日において同様の制度が導入されるのを阻止するために「ミーガン法のまとめ」サイトを作った立場から、コメントしておきたい。 性犯罪者情報公開制度の日での導入について、宮台氏は条件付きながら現時点では反対の立場だという。かれは性犯罪者情報公開制度が要求される背景を「盗聴法・少年法重罰化・被害者参加裁判・裁判員制度」の導入と共通の「〈生活世界〉の空洞化」に求めてこう言う。 例えば盗聴法。〈生活世界〉が空洞化すれば不審者目撃が減り、を磨り減らす従来の捜査手法では検挙率

    性犯罪者情報公開制度が、感情的な欠落を「埋め合わせる」ことの危険 - macska dot org
  • 小谷野敦『すばらしき愚民社会』文庫版加筆部に見る「ニセ科学」的心情 - macska dot org

    Filed under backlash Posted on 2007/02/28 水曜日 - 15:33:29 by admin You can leave a response, or trackback from your own site. http://macska.org/article/179/trackback/ 26 Responses - “小谷野敦『すばらしき愚民社会』文庫版加筆部に見る「ニセ科学」的心情” 純子 Says: 2007/03/01 - 00:32:56 - 小谷野さんもMacskaさんも気が付いてないのか、気が付かなくて知らんふりしているのか? それとも、自分たちがどこでズレているのかまったく気が付かないのか? >つまり女児として育てれば6割(もしくは、当は男性として生きたいけれどカミングアウトしていない人を含めるとそれ以上)が失敗に終わり、男児とし

    小谷野敦『すばらしき愚民社会』文庫版加筆部に見る「ニセ科学」的心情 - macska dot org
  • 女性運動の歴史の否定の上に成り立つ「ジェンダーフリー」概念の「豊かさ」 - macska dot org

    とりあえず今年の仕事は大方片付き時間ができたので、かなり前に取り上げ続編を予告しておきながらしばらく放置していた若桑みどり他編著『「ジェンダー」の危機を越える!』の話題に戻りたい。今回は第3部「バックラッシュに抗うまなざし」から伊田広行氏による文章「フェミニストの一部がどうしてジェンダーフリー概念を避けるのか」を取り上げる。「ジェンダーフリー」なんてもはやいまさらどうでもいいような気もしないではないけど、まぁ暇な人は読んでください。 一読しての感想を一言にまとめると、この文章は相当嫌らしい。タイトルの通りフェミニストの中に「ジェンダーフリー」という概念を避けたり批判したりする人が少なからず存在することに対して、かれは誰の具体名も挙げず、具体的な主張や批判を引用・検証しないまま、あるいは批判をかなり矮小化したかたちで紹介したうえで、ジェンダーフリーとはこういう素晴らしい概念なのだからそれを避

    女性運動の歴史の否定の上に成り立つ「ジェンダーフリー」概念の「豊かさ」 - macska dot org
  • macska dot org » Blog Archive » 「加害者は決して完全悪ではない」こそ反DV運動の教訓

    以下に報告するのは、以前から何度か話題のソースとしている某秘密主義ジェンダー研究系メーリングリストで過去数日にわたって続いたドメスティック・バイオレンス(DV)についての議論について。わたしと意見をたたかわせた相手の中心的な人はDVについての著書もある男性の学者なのだけれど、リストのルールによってリスト外での引用不可とされているので名前を伏せ、直接の引用は避けることにする。わたしは学術的な議論は公に開かれているべきだと思うのでこのメーリングリストには非常に不満があるのだけれど、貴重な情報源でもありルール違反を理由に追放されては困るので、「名前を出さない」「直接の引用はしない」というところまで妥協しちゃっています。 議論の焦点は、DVにおいて「加害者完全悪論」は良いか悪いか、そしてDVを通常の暴力と同様に犯罪として処罰することがDV解決に繋がるかどうかという点。「加害者完全悪論」というのは、

    macska dot org » Blog Archive » 「加害者は決して完全悪ではない」こそ反DV運動の教訓
  • macska dot org » Blog Archive » 共感はできても賛同してはいけない「『バックラッシュ!』を非難する」

    Filed under backlash, economics Posted on 2006/07/08 土曜日 - 15:20:07 by admin You can leave a response, or trackback from your own site. http://macska.org/article/145/trackback/ 35 Responses - “共感はできても賛同してはいけない「『バックラッシュ!』を非難する」” 匿名 Says: 2006/07/08 - 20:55:01 - > 「なぜバックラッシュに対する感情的な反感が発生するのか」というのは明らかに複数の論文の中心的な課題 えっ、そうだったんですか?わたしゃ買ってないのですが、販促ブログとか読んでて「なぜバックラッシュ(そのものや、それ)に対する感情的な『共感』が発生するのか」解説した論文がたく

    macska dot org » Blog Archive » 共感はできても賛同してはいけない「『バックラッシュ!』を非難する」
  • macska dot org :思いつきでしかない「ジェンフリ教育の弊害」/林道義氏への返答

    ずいぶん前に書いた「生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾」というエントリに対して、林道義氏から無謀にも反論があった。さっそく読んでみたところ、あまりにバカらしくて再反論する価値も無さそうだと思ったけれど、一応礼儀としてお答えしておこうと思う。大した内容はないので、論壇プロレス的なバトルを楽しみたい人以外はこの項目飛ばし読みしていいです。 まず題に入るまえに、林氏による批判の対象となった元の記事を要約してみる。林氏は、産経新聞に載せた論説において、男女混合名簿の広がりを含め「男女で区別することを、なんでも槍玉に挙げる」ような運動を批判しているのだけれど、わたしが注目したのは批判そのものではなくて、林氏が強迫的に列記するその「害毒」のバラエティの豊富さだ。かれに言わせると、こうした「混合名簿などのまぜこぜ教育」をほどこすと子どもたちの「自我が正常に発達しない」だけでな

    macska dot org :思いつきでしかない「ジェンフリ教育の弊害」/林道義氏への返答
  • 生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾 - macska dot org

    Filed under backlash Posted on 2005/06/17 金曜日 - 10:37:59 by admin You can leave a response, or trackback from your own site. http://macska.org/article/93/trackback/ 40 Responses - “生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾” xanthippe Says: 2005/06/17 - 16:33:36 - こんにちは じっさい、おっしゃるように支離滅裂なことを平気でアンチ・ジェンフリの人たちはいっています。それは何らかの科学的立場に立ったようなものではなく、まるっきり政治的立場からの発言で、それを正当化する(出来ているとは思えませんが。私のような一般市民を相当バカにしていると思いますが・・・)た

    生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾 - macska dot org
    kgotolibrary
    kgotolibrary 2006/01/08
    林道義氏をはじめとするアンチ・ジェンダーフリーに対する批判的検証
  • macska dot org 世界日報・山本彰記者によるインチキ取材の手法を暴く

    今日紹介するのはハワイ大学ミルトン・ダイアモンド教授が世界日報の山彰記者とのあいだに交わしたメールの第二弾。読んでいなければ先に第一弾を読むこと。読んだ人はご存知の通り、ダイアモンド教授は「全文丸ごと」掲載することを条件にメールの公開を許可してくださったのだけれど、読者にとっての分かりやすさを考えて別のところでメール全文を公開したうえ、ここではそこから抜粋引用翻訳しながらコメントしていく。また、ダイアモンド氏のメール全文には山氏の書いた部分が(おそらく全文)引用されているので、それも評論の対象とする。山氏の承諾を得ずとも構わないと判断した理由は前回を参照。 前回紹介したメールでは、以前世界日報に掲載されたダイアモンド氏とのインタビューを書籍に再録する許可を山氏が得ようとしたところ、ダイアモンド氏は「あのインタビューでは真意が伝わっていない」として再録を拒否、「今度はお互いに誤解がな

    macska dot org 世界日報・山本彰記者によるインチキ取材の手法を暴く
    kgotolibrary
    kgotolibrary 2005/11/26
    現役記者や、記者を志す学生は必読かもしれない
  • macska dot org - 小谷野さんへのお返事/「ジェンダーフリー」と「男女平等」の関係

    Filed under backlash Posted on 2005/09/12 月曜日 - 18:36:53 by admin Responses are currently closed, but you can trackback from your own site. http://macska.org/article/106/trackback/ 93 Responses - “小谷野さんへのお返事/「ジェンダーフリー」と「男女平等」の関係” TransNews Weblog Annex Says: 2005/09/12 - 19:15:29 - 小谷野さんへのお返事/「ジェンダーフリー」と「男女平等」の関係 – macska dot org 小谷野さんへのお返事/「ジェンダーフリー」と「男女平等」の関係 Filed under: feminism- Macska @ 6:36

    macska dot org - 小谷野さんへのお返事/「ジェンダーフリー」と「男女平等」の関係
  • 1