東京都議会での性差別野次問題。発言者は一応の謝罪会見を開き、都議会は「都議会の信頼回復に関する決議」を採択。議会においては「これにて幕引き」とされようとしているが、さまざまな論点を残す騒動となった。 重要な論点はいくつもある。政治活動の中ではどの程度ハラスメントが常態化しているのか。今後はどういった対策をとるべきか。こういった議論は、発言者の特定と処分とはまた別に、これからも具体的な議論が続けられなくてはならない。 そこで『週刊SPA!』内連載コーナー「週刊チキーーダ!」では、この件を受けて、23区区議会議員、東京都議、国会議員にFAXとメールでアンケートを実施。6月28日までに、女性議員65人、男性議員89人、計154人からの回答が集まった(うち、自民党は11人、非自民系が 135人、完全匿名 8人)。本連載担当・荻上チキが報告する。 まずは、アンケートの質問項目とその結果の報告だ。 ■
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