衆議院拉致問題特別委員会でフジサンケイグループ育鵬社の公民教科書の内容が取り上げられ、中野寛成拉致問題担当大臣が「育鵬社よくここまできちっと書いていただいた」「拉致担当大臣として敬意を表したい」と答弁したことを4月28日に取り上げました。 ★拉致担当相「育鵬社よくここまで書いた。敬意を表したい」 「新しい歴史教科書をつくる会」の自由社版公民教科書は北朝鮮による拉致事件をどう扱っているのか、読んでみましたが…。いや、ひどいもんです。 p163に年表が載っていますが、1行目から間違えています。 宇出津事件は「9月18日」ではなく19日です。 「1988(昭和63)年3月 参議院予算委員会で、梶山清六国家公安委員長が、アベック行方不明事件は北朝鮮による拉致の疑いが濃厚であると言明……マスコミは、1行も報じなかった。」 梶山静六が「梶山清六」になっています。自由社も文部科学省も、自民党の政治家の名