休日の歩行者天国で賑わう秋葉原は複数の人が刺され騒然となった。 =8日午後、 東京都千代田区外神田 (鈴木健児撮影) 路上や繁華街で刃物を振り回し無差別に通行人などを襲う連続通り魔事件が全国で多発している。また、子供や女性を次々と狙う事件も頻発。模倣犯による犯行も起きるなど、社会に大きな衝撃を与えた事件が相次いでいる。 ちょうど7年前の平成13年6月8日、大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)に包丁を持った男が侵入、次々と児童、教師を襲う事件が起きた。小2女児7人と小1男児1人が死亡。児童と教師計15人が重軽傷を負った。事件を起こした宅間守死刑囚=16年に死刑執行=は「大量殺人して死刑になりたい」と自暴自棄な動機を口にしていた。 また、学校の安全管理などの対応も大きな問題になった事件だった。 今年3月には茨城県土浦市のJR荒川沖駅構内で、男女8人が包丁で刺され、1人が死亡した事件が起き
赤木さんと杉田さんとの論争に某お兄様がコメントを寄せていて、以下は元の論争というよりは、お兄様のコメントへのコメント。 弱者問題でいえば、「やる気がない」とか「努力が足りない」と弱者の内面を探ることと、弱者が貧困に苦しんでいる現状とは、きっちり分けて考えたほうがいいと思います。そうしないと、弱者に貧困をもたらしている社会的な原因(政策や政治家の愚)が、弱者の内面の問題を指摘する、すなわち「あいつが貧乏なのは、自分がいけないからなんだ」ということで、ほんとうの責任の所在があいまいになってしまう可能性があるでしょう。 そうなると、弱者の内面の問題が自己責任の問題として為政者に利用され、自己責任なんだから政策や政治家は悪くない、というネオリベ的な弱者排除の発想につながっていくような気がしてなりません。 きっちり分けて考えるのはある意味では良いのだけれど、あんまりきれいに分けると貧困だけでなく「や
⇒「死ね!」と言われて自殺を図る子にコメント承認制は効果がない そこがポイントじゃないんだってば。 それと。 「死ね!」コメントはもちろんイケナイ物だと思うし、排除されるべきと思うのだけど、罵倒も含めてネガティブ言及をコントロールするのは難しく、その対策をサービスに要求してもすぐに叶えられるものとは思えないので、耐性を備えることができない人は「コメントを受け付けない」「アクセス解析を見ない」のが手っ取り早いのではないか、と思います。 あのね。 「「死ね!」コメントはもちろんイケナイ物だと思うし、排除されるべきと思う」に寄与できる部分があるとしたら、それはなんなの? とブロガーとして考えたということ。 あまり言いたくないけど、というかまた上から目線とかいわれたり頓珍漢な誹謗中傷受けるからやなんだけど、数千PVもあるようなブログのエントリに、「死ね」とか、知らない人の個人メールアドレスものがコ
iモードの創世記からモバイルサイトの市場を牽引しているのが、着うたやゲームなどに代表される、キャリア公式のモバイルコンテンツである。モバイルコンテンツの市場は引き続き伸びを見せており、2007年7月発表に総務省が発表した「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」によると、2006年のモバイルコンテンツ市場は3661億円であり、前年比16%増の伸びを示している。 モバイルコンテンツ市場が伸び続けている理由としては、第3世代携帯電話への移行が進んだということが1つ挙げられる。NTTドコモのFOMAユーザーは3月末時点で4395万件となり、全契約者数の82%を占めるようになった。auのCDMA 1XおよびCDMA1X WINの契約者数は2969万件と全体の98%、ソフトバンクモバイルのSoftBank 3G契約者数は1401万件と同75%を占めている。 また、パケット定額制の普及が進ん
id:tenkyoinさんへ。 http://d.hatena.ne.jp/tenkyoin/20080606#p1 んー、似ているところもあるけれど、違っているところもあると思う。「落ち武者が界隈に侵入してきて、そこでふんぞり返る」という構図自体は、かつての「おたく」時代後期の話と「オタク」時代後期(と推測される〉現在では共通しているようにみえますが、以下の点で少し違っているような気がします ・90年代のお話のほうは、インテリ落ち武者と「引きこもり系」の共犯関係を通して、オタクコミュニティ固有のヒエラルキーの秩序を形成し、内側のオタ自治領を曲がりなりにも構築した、という経過だと思った。しかし今オタク界隈になだれ込んできているのは、インテリ落ち武者とかではなく、例えばヤンキー崩れとかで、指向されているものは界隈全体の秩序ではないと思う*1。無いところに秩序を形成した侵入者のお話から、既にあ
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
NHKブックス別巻 思想地図 vol.1 特集・日本 作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2008/04/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 30人 クリック: 1,047回この商品を含むブログ (161件) を見る 待ちに待った思想雑誌『思想地図』がついに創刊されました。とにかくうれしいのが執筆陣が若いこと。東浩紀(1971年生)、北田暁大(1971年生)を筆頭に大半が1970年以降生まれです。世間一般の感覚からすれば、「じゅうぶんオッサンじゃん!」って感じでしょうが、思想界はまだまだ柄谷行人(1941年生)、浅田彰(1957年生)といった世代の論客たちの影響下にあるので、これはちょっとした事件なのであります。という訳で、 書店員も動きます ! 仕掛けます !! フェアやります !!! お向かいの「じんぶんや」さんが《vol.1》の内容に即したコアな
上の図は、今年春(3月)の段階での女性ファッション誌のポジショニングマップです。 4年前にも、私は『日経エンタテインメント!』2004年9月号、三浦展著『かまやつ女の時代』、同『下流社会』のための調査で、女性ファッション誌のマップを創りました。それはここでも発表しましたが↓、その続編ということです。http://d.hatena.ne.jp/TRiCKFiSH/20041224/p2 今回の図は、先日発売された南田勝也・辻泉編『文化社会学の視座』(ミネルヴァ書房)に私が寄せた論文「差異化コミュニケーションはどこへ向かうのか」のために創ったものです。 4年前と違い、今回は網羅している世代の中心に雑誌のタイトル名を置きました。たとえば『CanCam』は「コンサバ→専業主婦」の23歳あたりに置かれていますが、実際の読者は10代後半から20代後半まで幅広いです。・追記:「『装苑』や『SPUR』や『
朝日新聞社のオピニオン月刊誌「論座」が、9月1日発売の2008年10月号をもって休刊する方向であることが明らかになった。連載陣などの一部関係者に対して通達されたもの。 89年創刊の「月刊Asahi」を前身とする同誌は、岩波書店の「世界」とともにリベラル派の代表とされてきたが、最近の発行部数は1万部程度にとどまっていたと見られており、事業としては赤字が続いていたという。 朝日新聞社は本誌の取材に対し「月刊誌『論座』の今後に関しては様々な角度から検討していますが、休刊を正式決定したということはありません」とFAXで回答。いずれにしろ、「思想地図」(NHK出版)、「ロスジェネ」(かもがわ出版)、「m9」(晋遊舎)など若年層向けのオピニオン誌が続々発刊される中、老舗の論壇は相当の苦戦を強いられているようだ。 【関連記事】 「広告批評」休刊の真相 どうなる? マス広告の未来 【関連記事】 やっぱり休
日本で青少年ネット規制法案が、6日、衆院を通過したと言う。既にニュースとしてはずい分流れている。ヤフーに載っていた、楠木正憲さんの解説記事が詳しい。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080606-00000060-zdn_n-sci 英国の状況とすぐ比較できるかと思ったが、報道内容を読むと、どうも焦点が違うようだ。今回、少々、ずれた話になるかもしれないのをお許しいただきたい。 英国でよく問題になるのは、青少年に対する有害サイトの話よりも、未成年・児童が出るポルノ画像の話だ。この規制をどうするか。児童ポルノといっても「たまたま」出くわすようなものよりも、特設サイトにクレジットカードを使って料金を払って会員になり、アクセスするものが多いようだ。こうしたポルノを見る人は性犯罪を起こしやすく、かつ、見ることによって需要を作るので、犠牲になる児童がまた増える、
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案」(青少年ネット規制法)が衆議院青少年特別委員会を通過した。2日の与野党実務者協議を受けて党内調整が始まり、6日午前中に衆議院青少年特別委員会で委員長提案されて了承、午後の本会議を通過した。来週には参議院を通過する公算が大きい。 ネット規制のあり方については、高い社会的関心を呼んだにも関わらず、自民党内各部会案の検討、与野党協議や党内調整など、実質的な議論が密室かつ短期間で行われたことは残念だが、最終的には規制色の薄い内容となり、実効性を期待できる内容が盛り込まれなかった。法案の要点を概説するとともに、今後の論点や、民間自主努力や法改正の方向性について検討する。 有害情報を定義する登録フィルタリング推進機関 法律では有害情報について民主党案と同様に例示に留め、その定義は登録制の民間第三者機関であるフィルタリング推進
無能力批評 労働と生存のエチカ [ 杉田俊介 ] ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 社会 > 労働ショップ: 楽天ブックス価格: 2,376円 この、ぼくにとっても社会にとっても際立って重要と思える本のなかで著者の杉田さんは、たとえば『どんな運動にものってこない人の身体(=無能さ)を、同時に、考えること』(p83)が運動にとって大事ではないか、というふうに書く。杉田さんは、大きな「正義」なり「肯定」(ドゥルーズ)ということから零れ落ちるような、個々(自己)のなかの卑小な弱い部分を手放さず向き合うこと、言わば「ルサンチマンを徹底する」ことこそ、真の「愛」や「連帯」や「平等」を実現する道筋であると考えているようだ。 ルサンチマンを否定し、「弱者」を排撃するにいたったニーチェの反動性(弱さの帰結)を不問にするのでも否定するのでもなく、むしろその「弱さ」をこそ徹底させ
ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち 作者: 速水健朗出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/06/09メディア: 単行本購入: 25人 クリック: 781回この商品を含むブログ (213件) を見るケータイ小説のリアル (中公新書ラクレ) 作者: 杉浦由美子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/05/08メディア: 新書購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (25件) を見るなぜケータイ小説は売れるのか (ソフトバンク新書) 作者: 本田透出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/02/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 118回この商品を含むブログ (89件) を見るケータイ小説がウケる理由 (マイコミ新書) 作者: 吉田悟美一出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2008/02/20メ
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