よく、文体にとらわれず本質を読み取れということを言う人間がいるが、見るに堪えない口調とか、意味不明な符牒とか、読みにくい文章構成とかはまったく咎めないのが不思議である。文章を人向けに書いているということは、人に何かを伝えるのが恐らく目的だろう。また、人間には理性もあるが感情もある。雑音を混ぜ込んで、文章構造上も、感情面でも、わざわざ読みにくくしておいて勝手に本質を捉えてくれないと相手を非難するのが、いかに滑稽かを知らないのだろうか。
リテラシーという言葉をよく見聞きするようになりました。読み書き能力という意味らしいです。 ネットの世界ではこれまでどちらかというと読む方のリテラシーが重要視されてきたような気がします。学校でもそういった教育がされていると聞きますし。 ただ、ネットは閲覧するばかりではありません。これだけブログをやる人が増えてくると、書く方のリテラシーも今後、重要になるのではないかと思います。 そう考えたのは、最近の「はてな村」の騒動などを想起しての話なのですが、それがなにかということを具体的に書いてしまえば騒ぎに巻き込まれるだけだからここでは触れません。そもそもこんな雲をつかむような書き方では、私が想起しているようなトピックで検索してもこのページは出てこないでしょうけど。 「読み」のリテラシーは本やネットのページをたくさん読んでいれば自然と身につくような気がします。それに対して「書き」のほうはどうでしょか。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く