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ブックマーク / kumagi.hatenablog.com (6)

  • Re: ブロックチェーンでそんなことはできない - Software Transactional Memo

    はじめに chike0905.hatenablog.com この記事は大変楽しく拝読したが、ブロックチェーン素人ながら気になる点がいくつかあったので指摘する。要旨は以下である。 タイトルで「できない」と言ってる割には「できるけど筋が悪い」だけに見える 研究中で結論が出ていないトピックを「できない」と呼ぶのは違うのではないか 文体が学術めいている割には用語の使い方がやや雑に見える ブロックチェーンに「不可能」な事にフォーカスすべき 浮足立つ界隈に対して問題提起するならば的を絞って指摘すべきで、容易に解決可能そうに見えてしまう批判はかえって混乱を招く恐れすらある ノードの独立性 各自で検証し、他のノードに依存するプロセスは定義のブロックチェーンの動作の中には含まれない。 従って、他のノードに何かを問い合わせる必要もなく、信頼する第三者などは存在しない。 この部分はあまり正しく理解している人が

    Re: ブロックチェーンでそんなことはできない - Software Transactional Memo
    murashit
    murashit 2022/05/30
  • Re: Re: Re: 空想のNFTと現実のNFT - Software Transactional Memo

    前回の記事に更に返事を頂いた。応酬が全部長文なのでこの記事から読み始める人は「まとめ」から読んで興味が湧いたかどうかで全文を追うか検討して欲しい。 sasakill.substack.com まさか当に返事が貰えるとは思っていなかったが、実に興味深く、かつ知見として共有すべき事が書いてあったので「いつまでそのネタ擦ってんだよ」と突っ込まれるのを覚悟の上でさらなる返事をまとめる。 kumagiさんは「アテンション・エコノミーが最高であるとは思っていないが、市場の競争によって良い体験が生まれていることは認める」というもので、一方私は「アテンション・エコノミーの影響力が強くなりすぎていて、それ以外の良い体験の可能性を押しつぶしている」ととらえている。 これは確かにそうで40億回/日の再生数のうちどれだけが真にユーザーの利益になったかどうかについて僕は何らコメントできる立場にない。全ユーザーが全

    Re: Re: Re: 空想のNFTと現実のNFT - Software Transactional Memo
    murashit
    murashit 2022/02/16
    選択肢の提示なのか押し付けかなのかみたいなやつだ
  • 書評:並行プログラミング入門 - Software Transactional Memo

    TL;DR 並行処理を実装する人のこれからのスタンダードになる一冊。買い。 並行プログラミング入門 ―Rust、C、アセンブリによる実装からのアプローチ 作者:高野 祐輝 オライリージャパン Amazon 買ったら思いの外早く届いたのでパラパラと読み始めたら一気に読み終えてしまった。 総評 敢えて雑な喩え方をするなら The Art of Multiprocessor Programming (通称TAoMP) の内容を薄めてRustやアセンブラや計算モデルを足したようなだった。 日語の書籍としてはかなり珍しくWait-Free, Lock-Free, Obstruction-Freeの違いなどを適切に論じており、TTAS Lock, MCS Lock, TL2といった日語では希少な情報が書かれているレアなである。これらに付いて論じている日語のは知る限り (TAoMPと昔僕

    書評:並行プログラミング入門 - Software Transactional Memo
    murashit
    murashit 2021/09/02
  • 6年勤めたNTTを退職しました - Software Transactional Memo

    最終退社時の自分の机 2012年に修士卒からの新卒でNTT研究所に入り、6年間お世話になりました。 研究所では同期や先輩や後輩や上司に恵まれ、存分に書籍や論文を読んで勉強して力を蓄えたり、対外的な発表の場にも恵まれ外ではできないような体験をすることができました。 ありがとうございました。 入社当時に作られたtogetterを見返すと togetter.com togetter.com まるで昨日のように感じられる。 NTT社内で僕が何をやっていたかについては言える物は軒並みアウトプットされているのでわざわざここでは触れない。 NTT研究所について NTT研究所を客観的に見た時にどうかを書いていく とにかく人に恵まれている。採用の倍率が高いのもあって潤沢な学生エントリーからよりすぐりのエリートが謎の力でポテンシャルを見極められて採用されている。同期を見てひと目ですごい奴も居れば、一見してわか

    6年勤めたNTTを退職しました - Software Transactional Memo
    murashit
    murashit 2018/11/26
  • 分散キューという名の苦しみ - Software Transactional Memo

    TL;DR 分散システムにおいてキューを導入する場合、当にキューが必要なのか再考すべき。そこが地獄の入り口だから。 システムの抽象 コンピュータの世界は、来は0と1の信号の羅列が飛び交う無機質なものである。でも人類は信号だけですべてを語らず、様々な喩えを定義してきた。それはデスクトップ・ウィンドウ・マウスカーソルといったグラフィカルな表現に留まらず、パケットやカプセル化といった用語にロック・キュー・リスト・木などのアルゴリズムやデータ構造の世界にも自然に溶け込んでいる。これらはすべて人間の理解を助けるための喩え話に過ぎず、この喩えこそが人間のより直感的な理解をもたらす一方で、発想の制約を生み出してきた。 人間が大きなシステムを作るときも何らかの喩えを用いてシステム全体を整理する。アーキテクチャの「ポンチ絵」を描いて情報共有をするのは企業に勤めていれば経験した人も多いだろう。パワーポイン

    分散キューという名の苦しみ - Software Transactional Memo
    murashit
    murashit 2018/06/18
  • NTTによるブロッキングの何が許せないのか - Software Transactional Memo

    注意: この記事は私の所属する組織の意思も意見も絶対に断固として欠片すらも表明する事を意図して書いていません TL;DR;今回のサイトブロッキングは私見ではダメだと思ってるけど、国の言うロジックは一応わかるし勘違いベースで応援するのも叩くのも止めて欲しい 前提知識 まず大前提として、日には憲法というものがあり、その21条にはこのように明記されている。 憲法第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。 憲法に沿った国の運営をするためここから派生して制定されている法律のうち、今回の件に関係が深いのは電気通信事業法である。 電気通信事業法 (検閲の禁止)第三条電気通信事業者の取扱中に係る通信は、検閲してはならない。 (秘密の保護)第四条電気通信事業者の取扱中に係る通信の秘密は、侵してはならな

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