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ブックマーク / takemita.hatenadiary.org (2)

  • von Neumann-Morgenstern効用関数は基数的か? - たけみたの脱社会学日記

    三谷武司,2006,「von Neumann-Morgenstern効用関数は基数的か?」,盛山和夫(編),『高齢化社会の公共性に関する社会学的研究』,pp. 153-166 (PDFはこちら) 1. 基数的効用関数、序数的効用関数、NM効用関数 John C. Harsanyiは、von Neumann-Morgenstern効用関数(以下、NM効用関数と略記する。)を用いることで、全員の効用値の総和を最大化するような選択が倫理的に正しい選択だとする効用総和主義を復活させたとされている。少なくとも、人および彼の支持者の多くはそう考えている。まずはこの「復活」ということの意味を確認しておく。 1.1. 基数的効用関数と効用総和主義 効用総和主義というのはもともと、ある状況で個人が体験する一種の心理状態を倫理的判断の基礎に据えようとする立場であった。たとえば快感、たとえば幸福がそれに当たる

    von Neumann-Morgenstern効用関数は基数的か? - たけみたの脱社会学日記
    murashit
    murashit 2023/08/21
    『ルールに従う』第1章に関連して参考になった
  • 大会報告原稿の草稿完成稿 - たけみたの脱社会学日記

    ルーマン学説における等価機能主義とシステム理論の関係 1.導入――ルーマン読解上の一つの障碍 特に初期(1960年代)のルーマンによる社会科学への貢献を評価しようとする際、一つの障碍となるのが、等価機能主義と存立要件理論の関係である。一方で、機能概念や機能分析の方法を存立要件理論から解放する。他方で、機能分析の参照問題としてシステム存立を採用する。この一見矛盾した態度をどう解釈し、どう評価すればよいのか。 報告は、まずルーマン以前の機能主義とその困難の構造についての把握を試み、次いで等価機能主義がその困難をどのような意味で克服しているかを、機能分析の前提となる理論要件という点から解明する。この作業によって、前段の疑問は解消される。他方、今後解明すべき課題が明らかになる。 2.説明指向機能主義 2.1 説明指向機能主義の一般構造 ルーマン以前の機能主義は、事象の説明を目標とする方法であった

    大会報告原稿の草稿完成稿 - たけみたの脱社会学日記
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