自民党の小泉進次郎復興政務官(34)は16日、これまで行われた安全保障関連法案の衆院での審議に関連し、自民党内で表面化したさまざまな言動に、「進次郎節」で苦言を呈した。 国民から、自民党に気のゆるみやおごりが見えていると感じるかと、報道陣に問われると、「そう見られている部分があることは、否めないと思う」と指摘。党内の議論が表に出ない現状への認識を聞かれると、「率直にそう思う」と認め、「私が野党議員時代は、もっとあった。私は(今とは逆に)言い過ぎて、怒られていた」と振り返り、「(所属議員が)党の中で言いたいことを言いにくい、と感じていることがあるなら、それは良くない。(自民党が)言うべきことが言えない組織だと(国民に)思われているとすれば、党だけでなく日本政治にマイナス。党の中でしっかり議論すべきだ」とも述べた。 法案はこの日午後の衆院本会議で、野党が採決を欠席する中、与党の賛成多数で衆院を