主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)は27日午前、世界経済や安全保障の課題に関する首脳宣言を採択し、英国が欧州連合(EU)から離脱すれば「世界経済の成長にとって深刻な脅威となる」と警告した。 首脳宣言は、世界経済の成長が「喫緊の優先事項」だと指摘。世界経済を支えるため「強固で、持続可能な、かつ均衡ある成長軌道を速やかに達成するため、我々の経済政策による対応を協力して強化すること、およびより強力な、かつ均衡ある政策の組合わせを用いることにコミットする」と約束し、世界秩序を脅かすテロ攻撃や過激主義などにも協力して取り組むと表明した。