タグ

ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/pakkun (4)

  • モハメド・アリ、その「第三の顔」を語ろう

    <今月亡くなったモハメド・アリの、ボクサーや人権・平和活動家としての顔は知られているが、日では「話術師」としての一面はあまり知られていない。パックンが言葉の壁を乗り越えて、アリの表現者としての魅力を解説する> モハメド・アリが亡くなった日、大きなショックを受けた。そして、周りの人とその悲しみを分かち合おうとしたら、さらに大きなショックを受けた。 なんと、モハメド・アリを知らない日人が非常に多かった。 「アントニオ猪木と戦った人?」という友達もいれば「アトランタ五輪で聖火を点火した人」という友達もいる。「ああ、あの震えてた人ね」といった友達もいたが、キミはもう友達じゃない! 「ボクサーとしてだけではなく、人権運動家、反戦運動家として世界の弱者に勇気を与え、進化する時代の象徴となった大ヒーロー」と答えた友達は誰もいなかった。まあ、それは無理もないかもね。 とにかく、アリに関する情報は浸透し

    モハメド・アリ、その「第三の顔」を語ろう
  • シッパイがイッパイ、アメリカの中近東政策

    オバマは今月6日、執務室から異例の演説を行い国民に向けてテロへの対応を説明した Saul Loeb-REUTERS パリやカリフォルニアのテロ攻撃で世界に不安な気持ちが高まっている中、オバマ大統領がめずらしく執務室から演説を行った。情熱があふれ、強さや決意を見せて、アメリカ国民と世界の皆さんに勇気と安心を与える名演説を......と期待していた。ところがふたを開けてみれば、結局は元気も熱意もカリスマ性も見せず、今までと変わらない路線を走り続ける方針を淡々と説明しただけの「迷演説」だった。 「もったいないなぁ」と、すごいストレスを感じながら、テレビで見ていた。僕はテレビを見てストレスを感じるのが一番嫌い。ストレスを感じたいんなら、ゴルフをやるよ。 オバマ大統領の冷静な説明のような演説は、場違いだった。あのタイミングのスピーチには情熱が必要。冷静な分析が求められているのはスピーチではなく、この

    シッパイがイッパイ、アメリカの中近東政策
  • アメリカ人だからか、語りきれなかったみたい

    同じ敗戦国のドイツはしばしば日の比較対象にされる(写真は今年5月にロシアの無名戦士の墓を訪れたドイツのメルケル首相) Maxim Shemetov-REUTERS 前回のコラムに対する皆さんの反応が実に熱い。 寄せられた感想やコメントは全部ありがたく拝読させていただいた。 中には少し勘違いされていると思われる部分もあり、僕の伝え方が不十分だったことに気づかせてもらった。 ということで、今回はコラムの補足として少し加えさせてもらいたい。コラムじゃないからお笑いは抜きでね。 補足するのは、「第二次大戦の死亡者数」、「靖国参拝」、「ドイツのお詫び」、「僕」の4つ。それぞれについて検証したい。ちなみに、いただいたコメントへのそれぞれの僕のレスポンスはだいたい同じで、それは「世界の見解が間違っていたとしても日の皆さんはそれを知るべきではないか」ということだ。 日国内の「常識」のみからでは、世

    アメリカ人だからか、語りきれなかったみたい
  • 首相談話についても、アメリカ人なので語りません | パックン(パトリック・ハーラン) | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    お待たせしました! 大好評の「むかつくアメリカ人シリーズ」第二弾! 前回は憲法や安保法案をテーマにしたが、今回は首相談話を取り上げようと思っている。また微妙な話題だからまたお断りから: まず、覚えておいてほしいのは、僕は日が大好きってこと! 大人になってこの国を選び、日に住んでいる。日人女性と結婚し、日人の子供が2人いる。そして、日に骨をうずめる! 気持ちの大半は日人だし、心から日を愛している。自分でも驚きだが、日での生活が僕の人生の半分を占める。 しかし、僕がアメリカ人であることも忘れてはならない。もちろん、過去の戦争の責任は日単独のものではない。戦前も、戦時中も、戦後でさえアメリカは山ほど悪いことをしている。この後「お詫び」の話がでるけど、「まずはアメリカからどうぞ」と言われて当然だ。当にひどかった(今もひどい)と思う。代表として心からお詫びします。 でも、僕の謝罪

    首相談話についても、アメリカ人なので語りません | パックン(パトリック・ハーラン) | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    nashika-ryo
    nashika-ryo 2015/09/02
    ふと思ったのは、ドイツは二千年以上の領土問題ゴリゴリの「外交」経験があるけど、日本は海という緩衝地帯と300年の引きこもり時代がある事実。つまり、日本という国は、国際社会においては子ども、幼児なのでは?
  • 1