2005年10月、ジンバブエ準備銀行のギデオン・ゴノ総裁は、「ジンバブエは来年新通貨に移行する」と発表した。旧通貨は新しい紙幣と硬貨に置き換えられた。ゴノ総裁は、新通貨に新しい名前をつけなかった。2006年6月、新通貨発行にあたってデービッド・チャプリカ副蔵相はマクロ経済の安定化を成し遂げなければならないと述べた。 2006年8月1日、デノミネーションが行われ、ジンバブエ・ドルは3桁切り捨てられた。新ドルの補助通貨もセントで、1ドル=100セントである。デノミと共に、政府は米ドルに対して通貨を60 %切り下げ、交換レートを1米ドル = 101,000旧ジンバブエ・ドル(101新ドル)から250新ジンバブエ・ドルへと変更した。 ゴノによって"日の出作戦 (Operation Sunrise)" と名づけられた、通貨価値向上キャンペーン(一種の預金封鎖)は問題を抱えていたものの、2006年8月
ハラレ(CNN) アフリカ南部、ジンバブエで昨年8月以降、一気に広まったコレラ感染で、世界保健機関(WHO)は22日、これまでの死亡者は2755人に達したと報告した。昨年末時点での犠牲者は約1560人だった。 WHOによると、感染者は4万8600人以上としている。 コレラ被害は同国全土に広がっており、隣国の南アフリカにも影響が及び始めている。ジンバブエの首都ハラレですら上下水道が整備されておらず、感染拡大が収まる気配もない。 ムガベ大統領の長期独裁政権が続くジンバブエでは、経済が崩壊状態で、野党締め付け、人権侵害で政治混乱も続き、国際社会は経済制裁も打ち出している。コレラ流行は、保健政策の無策が大きな原因となっている。同国政府は、コレラまん延は植民地統治の弊害とも論点をすり替え、国際社会の批判を集めた。
by.Shinohara 2008.10.27 14:00 先日、世界最高(最低?)の記録となる通貨単位を100億分の1にデノミしたジンバブエですが、その天文学的なインフレ率により再び通貨単位が上昇してきています。 ジンバブエの超高額紙幣はどうなったのか? そして今どうなっているのか? を、写真を紹介します。 20万ジンバブエドル札の価値は10セント(約9円)未満。 2007年12月22日、50万ジンバブエドル札が登場しました。 75万ジンバブエドル札がこんにちは。 1月、1000万ジンバブエドル札ができました。それでも価値はわずか1ドル(約94円)。 コレ全部で650億ジンバブエドル。額にして2,000ドル(約19万円)。 この現金の山は100ドル(約9422円)の価値があります。 5000万ジンバブエドル札入りましたー。 はい、お次は2億5000万ジンバブエ
10月末にGIGAZINEで常軌を逸したインフレによって、1ドルが約4兆ジンバブエ・ドルに達したことをお伝えしましたが、それから2週間弱で1ドルが約2京ジンバブエ・ドルに達したことが明らかになりました。 すでに2回のデノミにより、1ジンバブエ・ドル=10兆旧ジンバブエ・ドルとなったにもかかわらず、未曾有のインフレが続くジンバブエですが、いったいどこまでインフレが続くのでしょうか。 詳細は以下の通り。 OMIR | Z$ to US$1.00 ロンドンとジンバブエの株式取引所のシェアの相対価値に基づいた「Old Mutual Implied Rate(OMIR)」によると、現在1ドルは2京2410兆1010億3930万2100ジンバブエ・ドルとなるそうです。 これが過去14日間のグラフ。何かに導かれるかのようにまっすぐに駆け上がっています。 10月31日にGIGAZINEで取り上げた際のグラ
ハラレ(CNN) 経済が崩壊状態となっているアフリカ南部ジンバブエの中央銀行は15日、新たに100兆ジンバブエ・ドル札を発行すると発表した。発行理由として「国民の利便性を考慮」としているが、同国では12日に500億ドル札の流通が始まったばかり。 100兆ドルは、米ドルに換算すると300ドル(約2万7000円)相当。100兆ドル札のほか、50兆ドル、20兆ドル、10兆ドル札も発行する。 ジンバブエでは現在、パン1個の価格が3000億ジンバブエ・ドルとなっている。しかし、物価は日ごとに上昇している。 ムガベ大統領が長期の独裁政権を敷くジンバブエでは経済失政のつけで、年間インフレ率は約2億3000万%に達している。昨年7月に1000億ドル札が発行され、同8月に通貨を「10けた」切り下げているが、まったく効果はなかった。
ジンバブエの簡単な解説 今までずっと少数派の白人が政治の実権を握っていたが、民主的な選挙で、黒人政治家が増える ↓ とうとう初の黒人大統領が誕生 ↓ 何を思ったか「植民地時代に強奪された白人の土地資産を黒人へと無償かつ強制的に権限を委譲しなさい」法案を提出 ↓ 大半の白人が安値で土地資産を売り払って外国へ。 ↓ 今度は外資系企業に対して「保有株式の過半数を譲渡するように、逆らったら逮捕」法案を提出 ↓ 外資系企業が国外逃亡する ↓ 別に国連もアメリカも、どこの国も経済制裁してないのに、経済制裁と同じ状態に陥る ↓ 何もかもの物資が国内で不足するので、 「市場に出回っている物資が不足するなら、物資を持つ物は絶対に市場に売らないといけない」法案を提出 ↓ 物資の強制売却で、さらに物資不足が深刻化。当然需要と供給バランスが崩れて高値になる。 ↓ 物資が高値
ジンバブエ崩壊の危機 インフレ、年率2億3100万%(1/3ページ)2009年1月1日23時3分印刷ソーシャルブックマーク どの銀行にも開く前から、現金を引き出そうとする大勢の市民が並んでいた=ハラレ、古谷写す アフリカ南部のジンバブエが、崩壊の瀬戸際に立たされている。驚異的なインフレにコレラの大流行、飢えの広がり。だが、5期目に入ったムガベ大統領(84)は独裁色を強めるばかりだ。かつて「アフリカの穀物庫」と呼ばれた豊かな農業国は、今や「失敗国家」に数えられる。その実情を見た。(ハラレ=古谷祐伸) ■Zドルの価値は1日で半減 首都ハラレ中心部の「OKスーパー」。エリザベスさん(26)がパン売り場で値札を見つめていた。1斤が1米ドル(約90円)または25億ジンバブエドル(Zドル)。所持金は15億Zドルなので10億Zドル足りない。「今朝の1米ドルの両替率は10億Zドルだったはず」と店員に文句を
ハラレ(CNN) コレラ被害や経済疲弊で国際的な注目を浴びているアフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領が23日、「米国と西欧諸国は能なしのバカ」などと発言した。死去した軍高官の葬儀で語ったもので、英国から独立した28年前から生じている経済問題も人道問題も、欧米による制裁が原因だと非難している。 ジンバブエは人権侵害でも国際的な非難を受けているムガベ大統領の独占政権下にある。年間インフレ率は2億3000万%と経済が崩壊状態であるだけではなく、国連によれば今年8月からのコレラ死者が1000人を超えている。 今年9月15日には、大統領選挙結果で対立していた与野党が連立政権樹立で合意し、ムガベ大統領の続投と野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が首相に就任した。 しかし、米国のフレイザー米国務次官補(アフリカ地域担当)が21日、ムガベ大統領が権力を持った状態においては、連立政権の樹立は不可能
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