東京大大学院工学系研究科のトルコ人元助教が博士号取得論文で他人の著作物を盗用した問題で、東大は29日、指導教員で学位審査の主査を務めた松村秀一教授について、対応が不適切だったとして24日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した
パソコンやモバイル機器の進化や光ファイバーなどの大容量回線の普及によって、遠く離れたところに住んでいる人々が音声通話だけでなく、高画質な動画を交えたリアルタイムのコミュニケーションなどを楽しめるようになっていますが、さらに踏み込んだ「インターネットを介して恋人とキスできるデバイス」が登場しました。 遠距離恋愛のカップルだけでなく、自由奔放なキスを楽しみたい人の「あなた、ネット越しアリな人?」というニーズに応えてくれそうなデバイスとなっています。 詳細は以下から。 CNN.co.jp:ネットで「キス」を伝達 電気通信大が新装置開発 DigInfo TV - 接吻に着目した触覚コミュニケーションデバイス これらの記事によると、国立大学法人電気通信大学の梶本研究室の研究グループが、夫婦や恋人など親密な者同士を対象とした触覚コミュニケーションデバイスの開発に成功したそうです。 今回開発されたのは口
広島・長崎に投下された原子爆弾の設計図は今に至るまで極秘扱い。 ...なのですが、2003年自力でリバースエンジニアリングしてコピーマシンで刷って配ってる人がいます。 ウィスコンシン州に住むトラック運転手ジョン・コスター-ミューレン(John Coster-Mullen)さんです。 Motherboard編集部が昨年ジョンさんの自宅を訪ねて話を聞き、15分の短編ドキュメンタリー「The Atomic Trucker」(下)にまとめましたよ。 1:00から登場するのがジョンさん。 「今の仕事は主にトラックの運転手。もう12年ぐらいになります。その前は広告業界でカメラマンとして30年間働いていました。 高校時代の恩師が昔シカゴ大でマンハッタン・プロジェクトの研究に携わった人で、彼のラボの助手やりながらいろいろ教わったんですよ。と言っても、ものすごく基本的なことだけどね。 『(プロジェクトでは)
東日本大震災は、科学技術研究にも深刻な打撃を与えた。震度6弱に見舞われた茨城県つくば市の研究所では、長年かけて蓄積した生命科学の試料が失われ、世界有数の大型加速器などが損壊、被害の全容や今後の影響もわからない状態になっている。 約300の研究機関や企業の研究所が集まるつくば市。国内の遺伝子組み換え植物研究の中核機関の一つ、筑波大遺伝子実験センターが2日間停電した。マイナス80度に保っていた冷凍庫が0度近くに上昇。研究者から預かっていた遺伝子サンプルなどがダメージを受けた。 鎌田博センター長は「20年近くかけて作ってきたサンプルも失われた。やりなおしても作れない可能性もある。被害の算定もできない」と頭を抱えた。 産業技術総合研究所では、電子顕微鏡や化学実験で出る有害な気体を浄化する排気装置が大きく壊れた。被害総額は数十億円に上るという。 高エネルギー加速器研究機構(KEK)では、小林
弘前大学の学生の「卒論」が、ノーベル賞級の論文も載る米国物理学会誌「フィジカルレビュー」に掲載されました。 浅田秀樹准教授と共に学部の卒論を書いた弘前大学の山田慧生さんは現在24歳、弘前大学大学院理工学研究科博士前期課程1年生です。宇宙にある三つの天体の軌道運動を電卓で解けるほど簡単に、かつ正確に求められる数式を導きました。 「三体問題」と呼ばれる難問の、限定された条件における解を一般相対性理論の範囲内で厳密に解けたとかそういうことらしいです。ニュートンの万有引力の理論を基にした解法は昔からあったけれど、今回はアインシュタインの一般相対性理論を基に導いたとのこと。かなり凄いことらしい。 よくわかりませんけど、とりあえず卒論でそんな凄いことをやってのけた山田さんかっけー。もっと詳しく知りたい数学や物理マニアの方は下部リンクからスラドのコメント欄をお読みください。 弘前大、一般相対論における三
前の記事 日本の公衆トイレがゲーム機に 「冬季鬱病に効く」、発光するイヤホン 2011年1月13日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Charlie Sorrel 『Valkee』のコンセプトは、この小さい装置の発する明るい光で、季節性情動障害の暗い気分を撃退するというのだ。特に目新しいことはない――耳から光を入れて脳を照らすということ以外は。 冬季に鬱病のような症状が生じる「冬季うつ病」は、大昔から、明るい光で治療されてきた。[冬季うつ病は、日照時間が短くなるに従ってメラトニンやセロトニンのバランスが狂うことで発症すると考えられており、日光浴や高照度光療法が行なわれている] フィンランドのオウル大学の研究者たちは、光を必要としているのは目ではなく、脳だと主張している。耳外道は、脳に光を当てるには便利な穴だ。そこでValkeeは
凄すぎ。ヒト型メディア「テレノイド」がたくさん壁にぶら下げられているインスタレーション!2010.12.16 10:00 おわかり頂けたでしょうか? おなじみ石黒浩先生の開発したアンドロイドメディア「テレノイド」が沢山壁に吊るされていますね。先月まで東京ミッドタウンで行われていた「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2010」で展示されていたらしいテレノイドの群れです。 テレノイドって何? という方は、現在開発が進められているヒト型ケータイ端末「ジェミノイド携帯」の記事をご覧頂ければと思います。ざっくり言えば、人間の存在感を伝えるための次世代メディアなのです。 はっはっは。すげーな。凄い。 一体だけでも十分存在感パないですが... 群れると... 存在感のバーゲンセールです。圧力ありますね。なんでこう、たくさん吊るしたのでしょう? ところでこの写真で見ると、吊り下げられて
頭にカメラを埋め込んだ教授、私生活を24時間365日撮り続けるプロジェクト始動!(動画)2010.12.09 11:00 見えない世界を写し出す... イラン出身のニューヨーク大学の教授が、なんと後頭部に外科手術でカメラアタッチメントを埋め込む処置を完了し、いよいよ24時間365日体制での撮影プロジェクトを開始しますよ。いざカメラをセットすれば、60秒ごとに自動撮影がスタートして、GPS情報と一緒に次々と撮影写真の公開が行なわれていく仕組みなんだそうです。 意図的にカメラを構えて写真を撮り続けることなく、同時に日常のありふれたシーンを逃さずに写真に収めていきたいとの思いから始まりました。 そう語ったこの教授は、後ろにも第3の目があるというコンセプトから「The 3rd I」と名づけたプロジェクトに着手し、年末にカタールのドーハにオープンする博物館で、一連のショットが展示公開される予定ですよ
人はなぜ真っ直ぐ歩こうとしても回ってしまうのか? 答えは誰にもわからない(動画)2010.12.02 17:007,679 satomi 人間は真っ直ぐ歩けません。 目印がないと円を描いて堂々巡りし、どうしても道に迷ってしまいます。 理由は誰にもわかりません。が、事実に間違いないことは、独マックスプランク生物学的人工知能学研究所のヤン・スーマン(Jan Souman)さん率いる研究チームが何度も実験を重ね、確認しました。 どうなっちゃってんでしょうね。時間感覚もアバウトなら方向感覚もアテにならないなんて...。 みなさんも一度試してみて欲しいのですが、広い場所で目隠しをして「どこまでも真っ直ぐ歩いてくれ」と誰かに頼んでも、全員ぐるぐる回って終わっちゃうんです。目隠ししなくても、星・山・太陽・月なんかの道標がない場所や、夜間や濃霧で目印が見えない時も、どんなにがんばってもグ~ルグル。まるで堂
理研らがとうとう閉じ込めに成功したという「反物質」とは一体なんなのか?2010.11.18 16:009,168 理化学研究所などが参加する国際チームが、宇宙にほとんど存在しないとされる「反物質」の一種を実験装置の中に約0.2秒閉じ込めることに成功したそうです。これによって「反物質」の性質を調べる実験の実現に一歩近づけたとのこと。 なるほど。 ところで、「反物質」って一体なんなんでしょうか? 「反物質」って響きはSF的ですが、自然界に殆ど存在しないものの、現実に在る「物質」なんだそうです。通常の素粒子に対して、質量やスピンは全く同じだけど電気的な性質は正反対の「反粒子」というものが存在し、その「反粒子」によって組成される物質が「反物質」なんだそうです。例えば電子の反粒子は陽電子です。 ちなみに今回閉じ込めに成功した反物質は、水素原子を構成する陽子と電子それぞれと電気的性質が逆の反粒子ででき
英国図書館(BL)は、北米の研究図書館センター(CRL)とともに、中東やイスラム圏をテーマとした博士論文400件をデジタル化したと発表しています。また、それらの博士論文は、BLの学位論文ポータル“EThOS”(Electronic Theses Online)を通じて提供され、研究者は無料でダウンロードすることができるようです。 EThOS (Electronic Theses Online) http://ethos.bl.uk/ Unlocking doctoral research (2010/10/8付け BLのプレスリリース) http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20101008.html 参考: イスラム研究の博士論文1,000件をオンラインで利用可能に(英国) http://current.ndl.go.jp/node/16269
「人間の脳は、人間を相手にしたときに最大限の能力を発揮するようにできている。だからこそ人は、ヒューマノイドやアンドロイドに魅せられるんです。コミュニケーションというタスク以外に、アンドロイドやヒューマノイドの研究としてコミュニケーションを考えるのが一番意味があると思っている」 眉根を寄せた顔つきに眼力が込められたような視線。黒い服。一見とっつきにくそうだが、実際に口を開くと驚くほど穏やか。「僕は素直なんですよ。いや本当に」と冗談も飛ばす。そのいっぽう、物言いは率直でストレート。この人の頭の中では色んなタスクが同時に処理されているんだろうな――。そんな印象を抱いた。 大阪大学大学院工学研究科 知能・機能創成工学専攻 知能ロボット学研究室 教授、ATR客員室長、ロボット・ベンチャーのヴイストン株式会社の特別顧問。これが石黒 浩氏の肩書きの一部だ。常に何かをやっていないと気が済まないタチだという
先日、文章を書く際のテンプレートの話をしましたが。 以前卒業論文の書き方について後輩に尋ねられた時も同じようにテンプレートの存在の話をして、その際ある卒研生が言ったのが、「『近年、』って書き始めればいいんでしょ?」という一言。 確かに、「きんねん、」と言う音の響きもさることながら、その後に続けて研究の背景となる動機について、現在問題となっている/話題となっている事柄と絡めて書いていく際にこの「近年、」という一言はとても便利です。 「現在、」とかでもいいですが、普段は全然使いもしないのに論文の時だけ使う堅苦しさからしても「近年、」という響きは「なんとなくそれっぽく聞こえる」という良さがある気も。 自分も多用しますしね。 しかし「『近年、』って書き始めればいいんでしょ?」と言った卒研生が裏でそこまで考えていたかと言えばそうではなく、おそらくはその人が読んだ論文や過去のうちの大学の卒業論文の中に
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