ほどんどの場合は必要がないと思います。 1割くらい、必要なケースがあるのは確かです。 以前会社勤めの頃は強制的に入れさせられていましたが、ピアノのためというのではなく、料金的な理由で上司から命令されていました。 1年に1回の調律時に、パネルをあけると毎回カビがぎっしり生えてしまっているケースなどは、乾燥剤をいれることによりかなり改善されています。 ピアノ乾燥剤の必要性は、ケースbyケースだと思います。 ただ、現代の住宅事情を考えました際に、最近の住宅は断熱材を使用されたり、床暖房、蓄暖房対応の住宅が非常に増えてまいりましたので、室内自体が乾燥気味になるケースが多いのが実情です。 そういった住宅にピアノを置かれる場合は、ピアノ乾燥剤は全く必要がないと思われます。 例えば、室内の湿度が20~30%しか無いにも関わらず、B型シリカゲルを用いた除湿剤をピアノの中に入れる事自体が、既に矛盾していると