渋滞名所になってしまった、東名高速と圏央道が交差する海老名JCT。なぜ渋滞しやすい構造をしているのか、ひとつの理由が見えてきました。また今後、海老名以上の渋滞地点が東京に発生するという、衝撃的な可能性も浮かび上がってきました。中央道と外環が交差する中央JCT(仮称)です。 海老名JCTの渋滞は相模川のせい? 今年3月に私(清水草一)が執筆した記事「海老名JCTの猛烈渋滞 どうしてこうなった」には、大きな反響がありました。NEXCO中日本広報部の説明によれば、「海老名JCTは、圏央道部分も含めて河川敷に立地しており、用地買収が難しい部分もありました。JCTは基本的にスピードを落とさせて合流させる、安全性を第一に考えて設計しています。そのため、一部時間帯では渋滞が発生してしまっています」とのことでしたが、結局、何が原因でこういう設計になったのか、用地難なのか安全性確保なのかは、明確ではありませ