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コラムに関するobata9のブックマーク (199)

  • レゾナックの蓄熱システムで月面の舗装や建物開発を行う利点とは?

    ここ数日は涼しい日もありましたが日(2024年7月17日)の首都圏は暑いです。読者のみなさまも水分補給を積極的に行い熱中症に気を付けてくださいね。なんとなくですが、このままどんどん地球の温暖化が進むと、遠い未来では国内で夏に50℃や60℃といった信じられない気温になるエリアもあるかもしれないと思うことがあります。加えて、暑すぎて生活できないという事態になっているかもしれないと、妄想を膨らませることもあります。 では、「暑すぎて地球に住めなくなったらどうすればいよいのでしょうか」。さまざまな答えはあると思いますが、その1つに「月に住む」があると考えています。現状、大気がなく昼は100℃、夜はー170℃にもなる月面の環境で人間が生活するのは難しいです。ただ、現在国内外では月面開発に向けてさまざまなプロジェクトが始動しています。特に多くの人から関心が寄せられているプロジェクトは「アルテミス計画

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  • ドクターズアイ 岩田健太郎(感染症)|連載・特集|Medical Tribune

    コロナワクチンの効果はどの程度持続するのか? ドクターズアイ 岩田健太郎(感染症) | 2024.06.03 | 11件

    ドクターズアイ 岩田健太郎(感染症)|連載・特集|Medical Tribune
  • 中国恒大がデフォルトから債務再編交渉へ

    中国恒大がドル建て公募社債で初めてのデフォルト 経営危機にある中国恒大集団が、ドル建て公募社債で初めてのデフォルト(債務不履行)を引き起こしたと見られる。他方、このことは、政府が強く関与する形で、海外債権者との間で返済期限の繰り延べや元利返済の削減などの債務再編(リストラ)交渉が格的に始まる兆候、と読むこともできる。ようやく債務再編(リストラ)交渉が始まることは、問題解決に向けた第一歩と前向きに評価できるのではないか。 日時間7日に、中国恒大はドル建て債の8,249万ドル分の利払いの期限を迎えた。11月6日が当初の期限であったが、30日間の猶予期間が続いていたため、7日が最後の期限となっていた。これまでも恒大は当初の期日に支払えず、30日間の猶予期限の最終日までに支払いを延ばすことを繰り返してきた。しかし今回は、猶予期限が過ぎても支払いを確認できていない、と複数のメディアが報じている。

    中国恒大がデフォルトから債務再編交渉へ
  • 低所得は自己責任? 自分さえ良ければいい人増殖社会

    今回は「努力と自己責任」について、あれこれ考えてみる。 もうすでにかなり前の出来事のように感じてしまうが、「トランプバイデンか? どっちに転んでも、結論が出るのは年明けになるぞ!」と米国大統領選挙に関する報道で、メディアが盛り上がっていた最中、少子化対策を担当する坂哲志内閣府特命担当大臣(一億総活躍担当)の発言が物議を醸していた。 坂大臣は、閣議後の記者会見で、現在、中学生までの子供がいる世帯に支給されている「児童手当」のうち、所得が高い世帯にも特例的に月5000円を支給している「特例給付」について、廃止も含めて検討していることを明らかにしたのである。 「900億円を待機児童解消に充てる」というが…… さらに、支給額の算定基準が「世帯で最も稼ぎが多い人の収入をベースにする方式」から、「世帯全体の収入を合算する方式」に変更することも検討しているという。 これらの2つの案が実際に変更され

    低所得は自己責任? 自分さえ良ければいい人増殖社会
  • セクハラ、医療、介護…「移民」も直面する日本の諸問題

    2019年4月、日の労働力人口が減るなかで在留資格「特定技能」が導入された。その一方、低賃金や長時間労働など、外国人労働者の過酷な実態が話題に上っている。日に暮らす外国人たちは今、どんな状況に置かれ、どんな問題があるのだろうか。移民政策を専門とし、外国人支援にも取り組む鈴木江理子先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人、写真=内海裕之) 「今更きけない」レベルの基的なことを、鈴木さんに教えてもらった。 旧植民地出身のオールドタイマーから、今、問題になっている「留学」「研修」「技能実習」、そして、「特定技能」についても駆け足で見た。 では、現時点で、鈴木さんが問題視しているのはどんな部分なのだろうか。 「政府は、特定技能の制度についても『移民政策ではない』と言い続けています。労働力はほしいけど、怪我したら帰ってください、病気になったら帰ってください、年をとったら帰ってくださいと。労働力

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  • なぜ赤字でも安売りするのか? 「失敗する値決め」と「成功する値決め」の違いに迫る

    上げるか下げるか「値決め」最前線 消費増税で「価格」への注目度が高まっている。原材料費高騰や人手不足などの課題が山積する中、値決めは経営を左右する重要な要素。技術革新によって、需給に応じた変動価格を新たに導入する業界も増えている。値決めの最新事情とは? 10月から消費増税となった。前回の消費増税時にも消費が落ち込み冷え込んだ。軽減税率はあるものの、今回も消費の低迷は避けられないだろう。 先日、某テレビの報道番組のロケで、街頭インタビューを実施した。「品はイートインスペースでべたら10%で、持ち帰ったら8%と知っていましたか?」――若い女性が中心だったからか、ほとんど理解されていなかった。しかし、興味深かったのは、「それなら持ち帰ります」と続いたことだ。 面白いことに、街頭インタビューでは自身の月額外費を把握している人がいなかった。「家計調査」によれば、2人以上の世帯ではざっくり1万5

    なぜ赤字でも安売りするのか? 「失敗する値決め」と「成功する値決め」の違いに迫る
  • 外国人就労拡大で際立つ日本の「ブラック国家ぶり」

    外国人就労拡大で際立つ日の「ブラック国家ぶり」:世界を「数字」で回してみよう(56) 働き方改革(15)(1/10 ページ) ここ最近、連日のように報じられている「外国人労働者の受け入れ拡大」。メディアで報じられている課題はともかく、この外国人就労拡大で際立っているのが、日の「ブラック国家ぶり」です。このブラックぶりは、驚きを通り越して、むしろすがすがしいほどなのです。 「一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジ」として政府が進めようとしている「働き方改革」。しかし、第一線で働く現役世代にとっては、違和感や矛盾、意見が山ほどあるテーマではないでしょうか。今回は、なかなか音では語りにくいこのテーマを、いつものごとく、計算とシミュレーションを使い倒して検証します。⇒連載バックナンバーはこちらから 先日、自室で今回のコラムについて調査していたところ、部屋に入ってきた嫁さんが、私の顔を見

    外国人就労拡大で際立つ日本の「ブラック国家ぶり」
  • もしも韓国が仮想敵国だったら?

    海上自衛隊の護衛艦「いずも」の韓国寄港が中止されれば、防衛当局の交流縮小が現実に Issei Kato-REUTERS <レーダー照射や威嚇飛行をめぐる問題で日韓の対立が深まるなか、日では、韓国は理屈が通じないし面倒だからいらない、という感情論が増えているが> 日韓関係が新たな様相を呈している。前提となるのは、昨年10月末に韓国大法院が出した朝鮮半島からの戦時動員労働者(いわゆる徴用工)を巡る判決である。周知のようにこの判決は1965年に結ばれた日韓基条約とその一連の付属協定に支えられた日韓関係の根底を揺るがすものであり、大きな影響を持つ事となった。 しかしながら、この段階では、問題は依然従来の枠組みに留まっていた。何故なら、そこでの問題は、これまで同様、日韓両国間の「過去」に関わるものであり、またそれへの対処を巡るものでしかなかったからである。だからこそ仮令、判決の影響が一部の企業に

    もしも韓国が仮想敵国だったら?
  • 中国調達バカと生産回帰バカにつけるクスリ

    「バカヤロー!!」 罵倒を浴び、眠れない毎日を過ごしたことのないひとに、あのころの状況を伝えるのは難しい。 鳴り止まない電話、次々に降りかかるトラブル、無数に届くメール、社内からの罵声、サプライヤーからの苦情、机に溜まっていく見積書、怒鳴り声、10分で済ます昼、生産遅延に関する責任のなすりつけ、休日に突然の呼び出し、営業担当者との言い争い、アシスタント女性からの不平不満……。 何もかもが混同している空間。私はこのような場所で、製造業の調達担当者としてキャリアをはじめた。 調達という仕事を、あらためて説明しておくと、文字通り外部からモノやサービスを調達してくることだ。製造業の場合、製造原価の6~7割が、外部からの調達品や外注費が占める。そのサプライヤー選定をしたり、価格交渉をしたりする。 そして、私は運良く調達担当者という仕事を通じて様々なことを経験した。サプライヤーの役員に個室で罵声を浴

    中国調達バカと生産回帰バカにつけるクスリ
  • 「空気」は万博開催では変わらない:日経ビジネスオンライン

    2025年の国際博覧会(万博)が、大阪で開催されることが決定した。 このニュースが伝えられた11月24日の午前、私は、ツイッター上に 《NHKは局をあげて万博大歓迎体制なのだな。 まあ、公共放送とてメディア企業である以上、この種の巨大イベントから直接的な収益を期待するのは当然なわけで、彼らはモロな利害関係者というのか、立ち位置的には祭りにおける露天商(←言葉の使い方に配慮しています)と同じなのだね。》(こちら) 《万博を起爆剤にとか言ってる人たちは、もしかして気で大阪を爆破するつもりでいるわけなのか?》(こちら) 《招致の賛否を問う段階では反対派の意見も応分に紹介されていた。それが、招致が決定すると反対派の声は「なかったこと」にされる。一夜にして「もう決まったことなのだから一丸となって協力しよう」という空気ができあがる。東京五輪の時も同じだった。たぶん先の大戦でも同様の空気だったはず。》

    「空気」は万博開催では変わらない:日経ビジネスオンライン
  • アマゾンの合法的侵入システムは怖い?便利?

    この前聞いた、お笑い芸人の話。その芸人は独身で、夜な夜な寂しい時間を過ごしていたため、人形のロボットを購入することにしたという。それなら、簡単な会話もできる。しかし、ある深夜。突然、そのロボットが、部屋の虚空を見つめ、話はじめたという。あまりにも怖い。 この前聞いた、知人の話。知人は、AIスピーカーを複数持っている。さらに、スマホでも同様の機能が常駐しているから、その数はけっこう多い。AIスピーカーを起動する場合、おそらく日常語には存在しないようなフレーズで声をかける。「アレクサ」「オーケーグーグル」などだ。しかし、やはり、無関係な会話に反応して話しかけてきたり、動作したりする。これがけっこう怖い。 知人がテレビを見ていると、AIスピーカーが反応した。すると、その声を聞いた、別のスピーカーも反応した。すると、さらにもう一つの……。知人は、どこか心霊スポットに佇む恐懼を覚えたという。 以前、

    アマゾンの合法的侵入システムは怖い?便利?
  • 61年前、沖縄の基地問題への懸念をアメリカ政府に伝えていた日本政府代表がいた(立岩陽一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

    9月30日に投開票が行われる沖縄県知事選挙は、アメリカ軍普天間飛行場の辺野古への移設問題を事実上の争点としている。私は独自に約60年前のアメリカ政府の公文書を入手。そこには日政府とアメリカ政府で、どのようなやり取りをしていたのかが克明に示されていた。膨大な資料から、沖縄にアメリカ軍が集中した理由などを読み解いた。 入手したアメリカ政府の公文書アメカの公文書に残されていた日政府代表の発言「琉球の問題について2点挙げたい」 入手した文書に、そう書かれていた。それは1957年6月に行われたアメリカ政府高官と日政府高官との会談を記録した議事録だ。そこに、冒頭の言葉が記載されていた。日政府代表がアメリカ政府代表に向けて語った言葉だ。それは次の様に続く。 「1点目は、日に10万人の(琉球の)出身者がおり(琉球の)居住者は日人であること。それ故、この問題は琉球だけの問題ではなく日人9000

    61年前、沖縄の基地問題への懸念をアメリカ政府に伝えていた日本政府代表がいた(立岩陽一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 米軍が日本防衛に来援しない4つの理由

    2018/09/28 12:38 大変に厳しいご意見で、耳触りの良い安全保障解説を読みたい読者からは不評のようですね。 しかし、日が実際に自主防衛することとなった場合の危機的な状況はご指摘のとおりです。 自衛隊が実際に戦うとなったとき。 既知の方も多いとは思いますが、弾薬はおよそ3日分です。3日は持ちこたえられるといわれています。 でも、その後は? 4日目になっても援軍が来なければ、そこで終わります。 現実に目を向けて、最悪のシナリオにも備えることを考えなければと思います。 2018/09/28 12:06 核の傘は機能していないのかもしれないが、戦後核兵器が使われた事実もない。 2018/09/28 11:30 核攻撃については、攻撃目標は在日米軍基地と首都東京と割り切っていい(油断し過ぎるのは禁物ですが、他の都市ではペイしない)と思いますよ。 尖閣諸島については、距離的には一番近いの

    米軍が日本防衛に来援しない4つの理由
  • 「編集」が消えていく世界に:日経ビジネスオンライン

    前回の当欄で話題にした雑誌「新潮45」をめぐる騒動は、同誌の休刊(9月25日に新潮社の公式サイト上で告知された→こちら)をもって一応の決着をみることとなった。 「一応の決着」という言葉を使ったのは、私自身、休刊が当の決着だとは思っていないからだ。 もちろん、マトモな決着だとも思っていない。というよりも、こんなものは決着と呼ぶには値しないと思っている。 現時点で感じているところを率直に開陳すれば、私はこのたびのこのタイミングでの新潮社による休刊という決断にあきれている。理由は、休刊が一連の騒動への回答として不十分であり、「杉田論文」が引き起こした問題を解決するための手段としても、的外れかつ筋違いであると考えるからだ。こんなものが説明になるはずもなければ、事態を打開する突破口になる道理もないことは、多少ともメディアにかかわった経験を持つ人間であれば誰にだって見当のつくはずのことで、休刊は、言

    「編集」が消えていく世界に:日経ビジネスオンライン
  • 展示会を再考、チラシの渡し方が雑!

    私は、かなりの頻度で展示会に出向く。純粋に情報収集のときもあるし、知人の企業から呼ばれる場合もある。また、展示会で講演をしに行く場合、聴きに行く場合もある。たとえば先日は、東京ビッグサイトで開催された「国際物流総合展2018」を訪れ、可能な限りの企業を回った。思わぬ展示物に驚いたかと思えば、何を展示しているのかわからず通り過ぎたものもあった。 前回のコラム「展示会を再考、キャンギャルでの集客は効果的?」では、訪問者側の立場から展示会について述べた。私は展示をする側ではないし、展示会をコンサルティングする立場でもない。あくまで、調達・購買コンサルタントの立場から、「こんな展示企業は見に行く気がしない」ものを率直に書いた。さらに、今回も述べてみたい。 展示会場での立地 ここでは、展示会のなかで、どこに場所を取るかが重要であると指摘したい。 その前に、ちょっと話は変わるようで変わらないが、小売店

    展示会を再考、チラシの渡し方が雑!
  • 「新潮45」はなぜ炎上への道を爆走したのか:日経ビジネスオンライン

    「新潮45」の特集記事がまたしても炎上している。 事情を知らない読者のために、以下、炎上に至った事情を簡単にまとめておく。 今回の騒動の前段として「新潮45」8月号に、自民党の杉田水脈衆議院議員が寄稿した記事(「生産性のない」LGBTへの優遇が行き過ぎであることや、LGBTへの税金の投入を控えるべきであることなどを訴えた小論、タイトルは「『LGBT』支援の度が過ぎる」)が各方面から批判を浴びた件がある。これについては、7月の時点 で小欄でも記事を書いているので参照してほしい(こちら)。 「新潮45」今月発売号(10月号)が、「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」という「特別企画」を組んで計6、総ページ数にして37ページ分の擁護記事を掲載した。 この特集記事に各方面から批判が集まった。 新潮社の出版部文芸の公式ツイッターアカウントが、「新潮45」発売日である9月18日の直後から、同編集部へ

    「新潮45」はなぜ炎上への道を爆走したのか:日経ビジネスオンライン
  • 新規のサプライヤーが開拓できない本当の理由

    8月の中途採用求人数が最高を記録したと日経済新聞が報じた。パーソルキャリアの発表によれば、求人数は2カ月振りに過去最高を更新したという。昨今の人手不足を考えれば、別に驚くべき話ではない。しかし、私は続く内容を見て驚いた。リクルートキャリアの発表によれば、新たなビジネスに調達先を開拓する必要性が高まっており、「資材調達・物流・貿易」職の求人が、前年同月比対比で4割も増加しているというのだ。 私はこの記事を、大きな喜びと一抹の不安をもって読んだ。筆者は調達・購買やサプライチェーンをテーマにして、記事を執筆したりコンサルティングや研修・セミナーを行ったりしている。そんなビジネスを通じて出会う人たちが、より良い企業・職場で活躍できるチャンスが増えれば、何よりも喜ばしい。しかし、同時に不安を覚えたのも事実である。果たして、新たなビジネスに必要なサプライヤーを開拓できるバイヤーがいるのだろうか。そん

    新規のサプライヤーが開拓できない本当の理由
  • 展示会を再考、キャンギャルでの集客は効果的?

    私はときに、地方へと講演に出向く。私は調達・購買・サプライチェーン関連のコンサルタントなので、主なテーマは同分野だ。ただし、ときに「調達・購買サイドから見た、展示会出展企業へのアドバイス」をテーマとして希望される場合がある。 調達・購買側からとってみても、出展企業が適切なアピールを行わなかったために、すぐれた企業と出会えないのは機会損失となる。競争力のある製品を求める企業と、それを販売したい企業がマッチングすれば産業の活性化になるだろう。 いまでも全国各地で無数の展示会が開催されている。そこに出展する費用は安くはない。訪問者は、1回の展示会で、30分か1時間程度しか滞在しない。さらに、1~2社だけ見て帰宅するひともいる。多くのカタログを持ち歩くと、重くてすぐに疲れる。だから、通り過ぎるひとたちに、展示ブースを訴求するのはたやすくない。 私は以前、製造業の調達部門で従業していた。そのときに、

    展示会を再考、キャンギャルでの集客は効果的?
  • 「児童労働1億5200万人」という暴力

    「雇い主は、僕が仕事でミスをすると、たばこの火を押し付けたり、蹴ったり、殴ったりするんだ。お昼ごはんをべるのが遅くて、お皿を顔に押し付けられたこともある」 「同じ場所で働いていた一人の子が、あまりに辛くて自分の親に言ったんだ。それで親が雇い主に文句を言いに来たんだけど、その翌日からその子の姿は見えなくなっちゃった。親は探したけれど見つからなくて、あの子はきっと殺されちゃったんだと思う。だから僕は、親には相談しなかった」 これは、認定NPO法人ACE代表の岩附由香氏が、インド繊維工場で児童労働をしていた男の子の声を伝えてくれたエピソードだ。(認定NPO法人ACE『チェンジの扉 児童労働に向き合って気づいたこと』) 国際労働機関(ILO)の発表によれば、世界には1億5200万人の子どもが児童労働をしている。その数はなんと、日の人口よりも多い。 そして、児童労働で作られた商品を輸入して買って

    「児童労働1億5200万人」という暴力
  • 高齢者介護 ~医療の進歩の代償なのか

    今回から数回にわたり、働き方改革における介護を取り上げます。突然発生し、継続し、解決もせず、被介護者の死をもってのみしか、完了しない高齢者介護。まずは、私自身の体験に基づく、高齢者介護の実態について語ります。 「一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジ」として政府が進めようとしている「働き方改革」。しかし、第一線で働く現役世代にとっては、違和感や矛盾、意見が山ほどあるテーマではないでしょうか。今回は、なかなか音では語りにくいこのテーマを、いつものごとく、計算とシミュレーションを使い倒して検証します。⇒連載バックナンバーはこちらから 終わらない高齢者介護 以下の線表は、実家の近くに住んでいる姉とのメール、約800通から、私たちの両親に関する事件の一部を抜粋して書き出したものです。 両親のプライバシーの問題もあるでしょうが、まあ、こういう息子を育ててしまった責任として、諦めてもらうことに

    高齢者介護 ~医療の進歩の代償なのか