生後4か月の男の子にマッサージのような行為をして死亡させたとして、業務上過失致死の罪に問われたNPO法人の元代表の裁判で、元代表は、起訴された内容を認めました。 大阪地方裁判所で開かれた9日の裁判で、姫川元代表は、起訴された内容を認めるかどうか裁判長から改めて尋ねられたのに対し、「認めます」と答え、弁護士も争わない方針を示しました。 検察は、姫川元代表の行為について「男の子をうつ伏せにして、胸などを圧迫しながら、けい動脈付近を繰り返しもんだことで、心拍数が下がり、死亡につながった」と指摘しました。さらに「おととしの新潟県のセミナーでも幼児が死亡するなど、過去にも同様の事故が起きていたにもかかわらず、行為の安全性を医師などの専門家に確かめずに続けていた」と指摘しました。 9日の裁判では、姫川元代表が捜査段階での取り調べに対し、「乳児の首をもむことで窒息する危険性を十分、分かっていた」と供述し