【事例発生日付】2000年 6月 27日~7月 上旬 【事例発生場所】関西一円 【事例概要】 雪印乳業(株)大阪工場製造の「低脂肪乳」等を原因とする食中毒事件は、平成12年6月27日に最初の届出が なされて以降、報告があった有症者数は14,780名に達した。原因は、大樹工場において停電により製造ライン が止まり、その対応ができずに菌増殖し、乳材料に毒素が発生した。この乳材料が、本来廃棄処分すべきところ、 製造に回され毒素残存脱脂粉乳となった。大阪工場でこの 毒素残存脱脂粉乳から乳製品を製造、出荷したため食中毒が発生した。さらに食中毒発生後、社告の掲載、記者 発表、製品の自主回収などが遅れ、食中毒の被害が関西一円に拡大し、近年、例を見ない大規模食中毒事件となった。 【事象】 雪印乳業(株)大阪工場製造の「低脂肪乳」等を飲んだ人が次々と食中毒を起し、平成12年6月27日に食中毒の最初の 届出が
【事例発生日付】1999年6月下旬 【事例発生場所】愛知県名古屋市 【事例概要】 民家の24時間風呂の浴槽で水中出産された女児が生後8日目で死亡した。風呂で繁殖したレジオネラ菌感染が原因であった。 【事象】 母親が自宅の24時間風呂の浴槽で、女児を水中出産したが、生後8日目に死亡した。 【経過】 1997年頃、名古屋市内の母親が、知人に勧められ、24時間風呂を使った水中出産を勧める民間団体「育児文化研究所」 のセミナーに参加していた。セミナーでは、病院での出産は陣痛促進剤の使用や会陰切開が不必要に行なわれていると 批判。医療関係者の立会いを排除し、夫婦や家族だけでの出産を奨励していた。当時、研究所で推薦された湯を循環さ せて使う「24時間風呂」を購入し使用していた。 1999年6月下旬、名古屋市内の自宅で、「24時間風呂」を使用し、夫婦だけで女児を水中出産した。 生後8日目に女児がぐったり
【事例発生日付】1955年6月~8月 【事例発生場所】西日本 【事例概要】 森永乳業徳島工場で、原乳の乳質安定剤 (酸度安定剤)の第二リン酸ソーダを検査なしに使用しため、 粉ミルク製造工程で、「森永ドライミルクMF缶」にヒ素が混入。 西日本で、衰弱死や肝臓肥大を起こす乳幼児が続出。 世界最大級の食品公害となった。(死亡130名、発症12,001名) 【事象】 西日本で、「森永ドライミルクMF缶」の 粉ミルクを飲んだ乳幼児が、衰弱死や肝臓肥大を次々に起こした。 世界最大級の食品公害となった。(死亡130名、発症発症12,001名) 【経過】 1953年秋、 新日本軽金属清水工場で、ヒ素とリン酸を大量に含む物質が取出され、 静岡県衛生部が厚生省に照会したが、同省は「毒劇物取締法上のヒ素製剤 には該当しない」と回答、出荷可能となった。 新日本軽金属清水工場で生産された大量のヒ素を含む第二リン酸ソ
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