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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/augustrait (1)

  • 『看護覚え書』フローレンス・ナイチンゲール

    専門職の内部と質は,「知識」「技能」「価値観」から構成される.看護の臨床と学問の貢献に尽力したフローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)の著作の中でも,書は看護養成学校のバイブルとして継承され続けてきた.ナイチンゲールは,看護技術の体系化とともに,当時としては高度な分野で労働する“職業婦人”としての看護婦*1 の地位向上に全霊をあげた. 看護は人類の「生の営み」を支え続けた実践的な技術であるのに,その歴史が原理的,理論的に大きな声を社会に向けて発することはなかった.ナイチンゲールが長年の看護臨床経験をもとに,看護学や後人の陶冶に努めたかと思えばそうではなく,現役の看護婦として活躍したのはわずか3年間である.その後,150とも200ともいわれる著作と1万2,000もの書簡やメモを残し,看護の側面にとどまらず,病院,建築,福祉,そして統計データに基づく事実認識

    『看護覚え書』フローレンス・ナイチンゲール
    ohira-y
    ohira-y 2010/08/03
    「病気」とは、いかなる種類と段階にあっても、“回復過程”にある現象である。「看護」とは患者の生命力の消耗を最小に整えることを意味する技術、すなわち人の自然な治癒力を邪魔せず、適切に促す手助けである。
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