―北海道浦河町「べてるの家」の事例から考える― ◎中俣保志(所属:香川短期大学経営情報科准教授) 社会福祉法人「浦河べてるの家」との出会い 大学院時代の知人から、「べてるの家」という実践を紹介された。すでにTBS系列のドキュメント番組でも同実践が紹介されており、知人によれば、「精神障害者の人たちが地域社会との共生を模索している興味深い実践」ということだった。現地に行って医療側のキーパーソンである医師の川村敏明氏(浦河赤十字病院精神科部長)と向谷地生良氏(当時同病院ソーシャルワーカー)とにインタビューしたのが、今から7年前のことである。 浦河町は北海道東南部日高管内の太平洋側に位置し近隣には歌謡曲で有名になった襟裳岬がある。漁業と競走馬飼育業が基幹産業で人口は1万5000人ほどの町である。札幌からバスで4時間あまり、JRを使うと在来線を乗り継いで5時間はかかる。 インタビュー当日は前述
すなふきんの雑感日記「シンガポールに抜かれた?」 愉快痛快(^_^)奇奇怪怪(*_*;)「シンガポールが日本を抜く 1人当たりGDP」 先々月シンガポールに行った時に、現地駐在員に聞いたところ、カジノ建設とF−1開催で景気が過熱状態だそうです。ホテルは、F−1の時期に取れないのはまだしも、関係ない時期もとても高くなってしまいました。 人口400万人弱(静岡県くらいのサイズ)の都市国家ですから、観光誘致による建設特需が物凄く効くのでしょうね。ちょうど、名古屋圏が高速道路と空港と愛知万博で好調だったみたいな。あれの縮小版でしょう。あと為替かな。 あの国を手本にしようとか言う人は、頭のネジが大量に抜け落ちているんだと思う。それか、日本から出た事が無い人相手にホラを吹いているか、どちらかでしょうね。 ← 「へぇ」と思ったらクリックを! 事情というほどの事はありませんが、ただいまベトナムにいます。昨
今週の週刊ダイヤモンドに、岸博幸氏の「ダビング10で市場縮小の恐れ」という「寄稿論文」が掲載されている。あまりにも間違いが多いので、ダイヤモンドに投稿しようかと思ったが、よく考えたら15万部の週刊ダイヤモンドより毎週35万PVの当ブログのほうが読者が多いので、こっちで反論することにした。少しテクニカルなので、興味のない読者は無視してください。 岸氏の主張は、上の図に要約される。彼によると、市場における財の価値は、価格という指標を通じて伝達される。ところが、デジタル技術の向上とインターネットの普及という環境変化によって、経済学でいうところの「外部経済効果」が働き、コンテンツの価値をゼロに近い水準に引き下げてしまった。この「外部経済効果」(そんな経済学用語はないが)を阻止するためにダビング10などのコピー制御が必要だといいたいらしいが、この文章はナンセンスである。岸氏によれば、青い曲線で決ま
毎日新聞問題については、2ちゃんねるのニュース関係板であるニュー速+で、200スレ達成など異例の注目を集めてきた。ニュー速+は4日ルールのため、以後は新スレは別のものになったのだけど、今回の問題をもっとも問題視しているのは、ニュー速+の祭り好きのイナゴではなくて、既婚女性板の主婦層であるようで、既婚女性板の関連スレは7/7の時点で61スレ目に突入して、なお活気と地道な活動が継続されている模様。 という、定点観測的な話はさておき。 この問題は、 国内の信用のないタブロイド週刊誌の内容を、 新聞発行部数世界第三位の信用のある大手新聞社が、 英字翻訳して大手新聞社による裏付け/信用を与えて情報拡散していた 毎日新聞は不適切な記事を9年間にわたって配信していた という話。 子細については、毎日新聞問題のまとめページ( http://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/ )に
「わたしたち消費」は、グロコム等で有名な鈴木謙介さんが最近の消費者行動について電通消費者研究センター と一緒にまとめた本です。 献本をいただいていましたので、大変遅ればせながら読書メモを公開しておきます。 わたしたち消費というのは、わたしたち「の」消費とかわたしたち「は」消費とかではなく、”わたしたち消費”一語で読むのが正しいようです。 メガヒットが生まれづらい世の中になっていると言われているのに、気がつかないところで意外なほど大きなブームが起きるのは何故なのか。 社会学者である鈴木さんならではの視点から、現在の消費をめぐる環境及びその世界にリーチするためのマーケティング的な方法について分析がされている本です。 個人的に共感したのは「「お客様は神様です」から「お客様は私たちの仲間です」という姿勢への切り替え」が必要であるというくだり。 最近のネットマーケティングの成功事例なんかを見ていても
最近のお知らせ→レイドバックブログ 連結社編集コンテンツ ・“勝ち組”以外のキャリア教育(松田尚之・NBOnline) ・広田教授の「教育も教育改革も、けしからん」(NBOnline) ・2007→2010 上海マーケティングツアー(中村正人・NBOnline) ・我ら、文化系暴走派(朝山実・NBOnline) ・超ビジネス書レビュー(NBOnline) ・日刊新書レビュー(NBOnline) ・大学塾!! Blog(07年11月終了) ・『イッセー尾形の人生コーチング』(著:朝山実、監修:森田雄三・日経BP社)が発売! →本書の元になっている連載はNBOnlineで読めます。特集 イッセー尾形の人生コーチング サイトー個人の編集担当本、著書など(→サイトー商会出張所) ・『大学図鑑! 2009』(オバタカズユキ監修・ダイヤモンド社) ・『大人の合コン力検定』(
■ナナロク世代はいつも挟間の時期にいました 出身は、福岡市内です。18歳で東京に出るまで市内から出たことがないので、ほんとに博多っ子ですね。 福岡は、80年代まではミュージシャンが多い街と言われていましたけど、90年代以降は、モデルさんとか女優さんが多いんですよ。田中麗奈ちゃんとか、蒼井優ちゃんとか。ミュージシャンは椎名林檎くらい。ファッション的には、90年代の後半から世の中のコギャルブームに反して、大変な不思議ちゃんブームでした。ルーズソックスを売っている店がほとんどなかったんですよ。 『CUTiE(キューティ)』などのイメージで、手作りで服を作るとか、そういう女の子がすごく多かった。地方対中央の図式が崩れ、女性誌で、いわゆる「ファッション五大都市対決」みたいなのが出てくる流れのはしりだったと思います。 その80年代と90年代後半に挟まれた時代が、僕の思春期なんです。東京よりもちょっとフ
ネットユーザーは馬鹿だから、ちょっと刺激的なタイトルですぐ騙されるよね | Web担当者Forum http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/07/08/3508 IT系の出版社の編集者があつまる飲み会というものがあり、ネット系のメディアが中心になってからもたまに参加している。だいぶ前になるが、その集まりで、こんな発言があった。 「ネットユーザーは馬鹿ばっかりだから、ちょっと刺激的なタイトルをつけたら、すぐ騙されてクリックしちゃうんだよね。」 大手ニュースサイトであっても、記事タイトルの付け方1つでアクセス数は倍どころでなく変わるというのは、よく言われることだ。ユーザーを惹き付ける“良い”タイトルを付ければ、トップページでもクリックされやすくなるし、はてなブックマークなどのソーシャルサイトで取りあげられた場合にも加速度がつきやすくなる。 しかし、良い
人口の多くが東京に集中してしまっている日本。地方の過疎化が進んでしまっており、地方都市の若年層の減少が社会問題となっています。そこで近年よく聞くようになった言葉が、地域再生・都市再生です。 日本では数年前に統合型リゾート整備推進法が可決され、2020年代後半に巨大リゾートが完成する予定です。これにより、地域の活性化が期待されています。 統合型リゾート内にはカジノが建設されることが予定されており、国民から大きな注目を集めています。また、日本では少しずつオンラインカジノの人気が高まってきています。 地域活性化につながる!日本にカジノが誕生 日本ではギャンブルが法律で禁止されています。そのため、日本にはこれまでカジノが存在せず、カジノゲームをプレイするためには、ラスベガスやマカオ、シンガポールなどの海外に行く必要がありました。 しかし、統合型リゾートが建設されれば、地域活性化が促されるとともに、
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