日本製紙石巻硬式野球部の室内練習場で練習する石巻工業の選手たち。バッテリーと内野手がここを使用し、外野手は自校で練習していた〔PHOTO〕樋口晶子(以下同) 「『センバツ』の代表校に選んでもらって甲子園に行くことになったというのに、協賛金の話が広まったとたんにダーティなイメージがついて回ってしまった。これでは喜び半分、戸惑い半分です」 3月21日から甲子園球場で開催される第84回選抜高校野球大会。出場校32校のうち、他校の模範になるチームや困難な条件を克服したチーム3校に与えられる「21世紀枠」で出場する、宮城県の県立高校・石巻工業高校の松本嘉次監督(44)は、本誌の取材に胸の内をこう吐露した。同校は、東日本大震災の被災を克服したとして選出されている。 ことの始まりは、こうだ。1月27日、秋季宮城県大会で準優勝して東北大会に出場した石巻工業が、21世紀枠に選出されると、即日、約1万3000
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