外交部会、条約審査。 グアム協定の改定。日本が資金を提供して、グアム及び北マリアナ諸島連邦に訓練場をつくる。 ところがこの改定案では日本の資金(約5億ドル)で整備した訓練場の自衛隊の使用について、アメリカ政府側は「合理的なアクセスを認める意図をもって好意的に考慮する」などとわけのわからない文書になっている。 これではこの協定の改定を与党として認められないと強く申し入れると、外務省はアメリカ政府と交渉して、交渉の議事録の一部と称する書類を作成してきた。 それには「アメリカ政府は、合衆国の運用上及び安全保障上の所要が害される場合又は当該訓練場が整備、改修等の物理的な事由のために使用することができない場合を除くほか、当該要請を認める」と明記された。 条約の交渉は政府の専権事項だが、批准する国会は主張すべきことをきちんと主張することが大切だ。 次のステップとして、米国内の訓練場を使用する自衛隊員の
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