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ブックマーク / yasuyuki-iida.hatenablog.com (8)

  • 2013-11-30 - こら!たまには研究しろ!!:[economics]福島第一原発観光地化計画の経済的側面(は無視しろな話)

    私は街おこしの専門家でも,都市計画の専門家でも何でも無いので,ここに首を突っ込むのは辞めておこうと思ったんだけどなんか書きたくなっちゃったので感想メモ.議論のきっかけになった『福島第一原発観光地化計画』は凄くビジュアルが綺麗だし,役に立つ情報も多い.このを読んで,ひとまず福島第一を見に行ってみようという動きが高まるのは凄く望ましいコトだと思う. 福島第一原発観光地化計画 思想地図β vol.4-2 作者: 東浩紀,開沼博,津田大介,速水健朗,藤村龍至,清水亮,梅沢和木,井出明,猪瀬直樹,堀江貴文,八谷和彦,八束はじめ,久田将義,駒崎弘樹,五十嵐太郎,渡邉英徳,石崎芳行,上田洋子出版社/メーカー: ゲンロン発売日: 2013/11/15メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (26件) を見る でもね.箱物を建てることを計画の中心にするのは,特にあたかも経済的な合理性があ

    2013-11-30 - こら!たまには研究しろ!!:[economics]福島第一原発観光地化計画の経済的側面(は無視しろな話)
    ruletheworld
    ruletheworld 2013/12/01
    まぁあずまん自身は、箱物建造の際には委員に入れればいいとか思ってるだけだろうw
  • 説明させてね - こら!たまには研究しろ!!

    もうご存じの方もあるかもしれませんが,今あまりの祭りっぷりに困惑しています.先週のニコ生の番組内で,僕が「とある番組に発言を強要された」と発言したことになっているのですが,そんな事は言ってません! これまでに僕が出演した番組での私の発言を追っていただければわかると思う(結構ネットに落ちてます)のですが,自由に発言していることがわかると思います.さらに困ったことに,ニコ生の直前に出演したレギュラー番組に出演した番組が僕の発言を制約したとして疑われているようで困っています. これら番組は(ともすると専門的になってしまうため避けられる)金融政策の説明を回避せずに時間をとってくれたという意味でものすごくありがたいです.少し前までこんな風に金融政策が取り上げられることすらありませんでした.内容面完全スルーや後述ような極論に触れるのみのメディアのなんと多いことか思い出してください.そもそも,ハイパーイ

    説明させてね - こら!たまには研究しろ!!
  • 「小野理論」批判のよくある誤解 - 2010-08-12 - こら!たまには研究しろ!!

    今日は話が長いので要点 小野先生の主張を批判している人の90%は小野先生の論文をまともに読んでいないし,残りの9%の人もロジックを誤解している 小野先生の今次の主張は小野モデルに依拠している.批判はモデルの論理or実証的妥当性に対して行うべし [追記:fromdusktildawnさんのブクマコメントによる] 「増税も福祉も再分配も便益ある公共事業も必要条件にはしていないってことか。で、まるでそれを必要条件であるかのように言って我田引水する人たちが大勢いると。」要するにそういうこと.労働市場のギャップ解消がメイン.あとのいろいろは「これがあったらもっといい」というオプション.ところがメディアではオプションの方が受けるし.人の記述も,一般誌に書き慣れていないせいだと思う,時々紛らわしいものになっていたのが小野先生の不幸の始まりかと. ここからが編だよ 小野善康先生といえば,菅首相のブレー

    「小野理論」批判のよくある誤解 - 2010-08-12 - こら!たまには研究しろ!!
  • 2010-02-28 - こら!たまには研究しろ!! #コメント 菅原晃 2013/12/19 12:21 合理的期待形成、期待に基づく、インフレ政策ですが、一般的に、「今」と「将来」をごちゃごちゃにして、論じ

    2月17日に発売されました,勝間和代氏・宮崎哲弥氏との共著『日経済復活―一番簡単な方法』(光文社新書)に数多くのレスポンスをいただきありがたい限りです.飯田単独でリフレ政策について語ってもこれだけの反応が得られることはないでしょう.このでより多くの人に議論に注目頂けるようになったのではないかと思います. 日経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443) 作者: 勝間和代,宮崎哲弥,飯田泰之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/02/17メディア: 新書購入: 5人 クリック: 405回この商品を含むブログ (52件) を見る もちろん批判的な意見もたくさん寄せられています.なかでもしっかりと返答をしなければ行けないと思うのが, アゴラ:飯田泰之氏への質問 - 池田信夫 【感想】『日経済復活 一番かんたんな方法』 -岩康志 です. 「アゴラ:飯田泰之氏への質問 - 池

  • インタゲは4%で!? - こら!たまには研究しろ!!

    僕がインフレ目標型の政策を提言するときは「2-3%」というコトが多い*1のですが,IMFから平時4%の提言が! 主要国のインフレ目標「平時から4%に」IMFが提言 この記事の元ネタになったのが Blanchard, Dell'Ariccia, and Mauro, "Rethinking Macroeconomic Policy," IMF Staff Position Note もっとも即4%インタゲにすべしっていう提言ではないんですが,デフレに巻き込まれることを防ぐために,予備的に高めのインフレ目標水準を設定しておき,政策余地を残すという考え方は重要です.財政についても財政の健全性が「いざというとき」の財政政策の効果を高めることなどが指摘されています*2. ちょっち引用. It appears today that the world will likely avoid major d

    インタゲは4%で!? - こら!たまには研究しろ!!
  • 経済学の超重要な前提 - こら!たまには研究しろ!!

    今年の個人的bic issueのひとつは社会学者の芹沢一也氏の知遇を得たことです.そんなわけでセミナー参加以降経済屋としては場違いな評論系のメルマガ(αシノドス)にエッセイを書いたりしています.いままでと読者層が全く異なるので反応も新鮮です. そのなかで,これはまじめにとりあげにゃあなぁと思ったのが, 経済学S1/自由貿易−−「現状をよりマシにすること」と「正しさ」の違い 交換と強盗のはなし です.エントリそのものは少し前に読んでいたんですが,その後中谷巌氏の例のを呼んで変な意味で重要さを再確認. まず,細かいところとして, ここでわたしが注目するのは、どうして「従属論」は間違っているのかという部分ではなく、逆に飯田さんが「従属論にもある程度の根拠があるといっていえないことはない」とした部分だ。正直言って、どうしてこれが「従属論にもある程度の根拠があるといっていえないことはない」例になる

    経済学の超重要な前提 - こら!たまには研究しろ!!
  • 祝♪P.R.クルーグマン!経済学賞受賞! - こら!たまには研究しろ!!

    さて,年度のアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞ですが……皆さんご存じの通り,P.R.クルーグマンが受賞しました.しかも単独.受賞理由は貿易構造と立地の理論への貢献.大方の予想ではクルーグマンはいずれ取るだろうがもう少し先.そしておそらくは共同受賞と思われていただけに意外や意外. クルーグマンといえば日経済への積極的な政策提言で有名ですが,一部報道では早速 ノーベル賞受賞者は小泉政権の政策批判 とかなんとかいいつつ,てんでピントがはずれたことを書いています.明朝になれば全国の主要紙の大半が同様のイミフな「クルーグマンの日への提言」を書き連ねることでしょう.エッセイストとして知られる氏ですから引用元はいくらでもある.上手に切り取って引用すれば資主義批判にでも,構造改革賛美/批判どちらにでも,はたまた金融政策無効論にすら読める記事を作ることが出来ると思います. そんな記事

    祝♪P.R.クルーグマン!経済学賞受賞! - こら!たまには研究しろ!!
  • 『週刊ダイヤモンド』5月31日号と『論座』7月号 - こら!たまには研究しろ!!

    毎度同じコーナーにいついてすんませんが……今回もData Focusについて. 「CO2排出削減には欠かせない,技術開発が利益をもたらす仕組み」(小林慶一郎) 二酸化炭素排出量削減には,削減技術の開発が利益を生むようなインセンティブスキームを作る必要があるという話.全く正しい指摘です.批判することが多いけど,やっぱりこのコーナー好きだわ. ただ,ここまで書いておきながら,なぜ環境税・炭素税への言及を(賛否どちらにつくにせよ)思いとどまるのかがわかんない.やはり官庁の研究所のプロパーにはある程度省や政治からの縛りがあるんでしょうか.炭素税の有効性と問題点は環境対策における最重要課題でしょう. そろそろ発売の『論座』7月号の連載では,ガソリン税と道路特定財源問題について「正しいかどうかはさておき,全然的外れとは言えない見解」のひとつとして,ガソリン税の環境税効果に言及しています.(ドライバー

    『週刊ダイヤモンド』5月31日号と『論座』7月号 - こら!たまには研究しろ!!
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