ケニアにて太陽光発電と電気分解方式の浄水装置を組み合わせた井戸水再生システムの販売へ・ソリューション事業への転換(シャープ) ケニアで太陽光発電と電気分解方式の浄水装置を組み合わせた井戸水再生システムの販売に乗り出す。フッ素や高濃度ナトリウムなどに汚染された井戸水を浄化し、生活用水として使用できるようにする。 16年度に25億円程度の事業規模に育てる計画。シャープは価格競争の激しい太陽光パネル単体売りからソリューション事業への転換を図っている。電力不足が問題のアフリカでブランド認知度を高め、大規模太陽光発電所(メガソーラー)市場創出につなげる。 シャープは浄水装置を駆動するための現地日射条件に合わせた太陽光発電システムを開発する。電気分解技術を応用した浄水装置は、直流電源で駆動することから、太陽光発電と相性が良く、使用する電気量も少ない。 太陽光のみで駆動するためメンテナンスや燃料は不要。