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050 書評・批評と050 blogに関するsatoschiのブックマーク (18)

  • [書評] ごまかさない仏教(佐々木閑・宮崎哲弥): 極東ブログ

    仏教学者の佐々木閑に、仏教者と称する評論家・宮崎哲弥が、仏教とは何かといったことを問うという、出版社あるあるの対談書だろうと、『ごまかさない仏教(佐々木閑・宮崎哲弥)』(参照)について予断をもっていた。というのも、宮崎について、もうずいぶん昔になる、というか曲がりなりにも小林よしのりのゴーマニズム宣言を読んでいたころのことだ、宮崎が仏教者であることがその漫画でおちょくられていた。小林に共感しない私ではあったが、宮崎の仏教観もヘンテコなものだなと思ったものだった。人の宗教観というのは存外に変わらないものだから、宮崎のそれも同じだろうし、佐々木も最近の国際的な仏教学を知識を淡々と語るくらいかな、いずれ私が読むような対談でもあるまいと思っていた。『ゆかいな仏教 』(参照)みたいなかなと。 が、この『ごまかさない仏教』は、そうでもなかった。おもしろい。読み進めるにつれ、勉強になってしまうのであ

  • 最近面白かった本(2017年10月) - phaの日記

    こんばんは。最近はなんかひきこもってマンガばかり読んでいます。寒くなってきて、何をしたらいいのかわからない。体調が微妙にずっと悪くてだめだな。書くことがないので最近読んだをメモっておきます。 『銀河の死なない子供たちへ』 銀河の死なない子供たちへ(上) (電撃コミックスNEXT) 作者: 施川ユウキ出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/09/27メディア: コミックこの商品を含むブログを見る 何万年も何億年も死なない子供たちの話。『ごはん』とか『バーナード嬢曰く。』とか施川ユウキは前から好きなんだけど、こんなSFで壮大な話をあの絵柄で書くなんてたまらんな。表現力がすごい。続きがどうなるのか楽しみ。 銀河の死なない子供たちへ 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker 『月に吠えらんねえ』 月に吠えらんねえ(1) (アフタヌーンKC) 作者: 清家雪子出版社

    最近面白かった本(2017年10月) - phaの日記
  • SSLを基礎から学ぶには最適の入門書「食べる!SSL!- HTTPS環境構築から始めるSSL入門」 | DevelopersIO

    「良いに出会った。感動した。」 by濱田 2014年4月のOpenSSLの脆弱性に起因するHeartbleed事件では、世界中のエンジニアが対応に追われました。この記事を読んでいる人で、あの日のことを懐かしく苦しく思い出す方、多いと思います。自分も例外ではないです。 それだけ広く使われていて、インターネット通信における基礎のSSLですが、皆さん、以下の点にすっきり答えられますか? SSLとTLSの違い SSLが保護するレイヤーは? SSHとの違いは? デジタル署名の「署名」の意味とは? 証明書は「誰」が「なに」を「どうやって」「証明」しているのか? 普段、EC2でキーペア発行したり、証明書導入したりしているエンジニアでも、案外、ここらへんがもやもやしている人も多いのではないでしょうか。 ぶっちゃけ、自分がそうでした。 そんな折に手に取ったこのが、自分のニーズにばっちこーいでヒットしたの

    SSLを基礎から学ぶには最適の入門書「食べる!SSL!- HTTPS環境構築から始めるSSL入門」 | DevelopersIO
  • In praise of style guides – why a new book aimed at designers is perfect for writers too

  • 「人名用漢字の戦後史」円満字二郎著 - 爽風上々のブログ

    戦後の国語改革の中で、漢字の使用制限と言う面では漢字撤廃を目指す人たちが主導して実施したために当用漢字制定は拙速で不合理なものであったということを説いたを読んだことがありました。 sohujojo.hatenablog.com 漢字の問題としては、当用漢字以外にも「人名漢字」というものがあり、そこにも強い制限があるということが数々の問題を引き起こしているということはこれまでにも様々なニュースなどで知ってはいましたが、この点について詳細な戦後史を書かれたのが、書著者の円満字さんです。 なお、円満字さんは出版社で漢和辞典の編集をされているということですが、お名前が正に最適という印象を受けます。 1947年、新憲法下でさまざまな問題を変えていこうという中で、戸籍法も改正ということになりました。 それまでは、戸籍に用いる漢字に制限はなくどのような字でも受け付けていたのですが、それを「常用平易な

  • 東京オリンピックのエンブレムはデザインなのか、アートなのか?

    東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のエンブレムデザインのゴタゴタは、僕らグラフィックデザイナーにとって非常に疎ましい限りである。 東京オリンピックのプロジェクトに於ける一連のデザインのグチャグチャ状態は、いったいなんなのだ。 競技場の白紙撤回やボランティアの幼稚園みたいな奇妙な制服。そしてエンブレムの盗作疑惑。デザイン三大失敗とか言われてしまっている。 僕は日のデザインは素晴らしいと思っている。文化的にも歴史が長く、感性豊かで審美性も手先の器用さも発想も優れている。現代の若いデザイナーも優秀な人がたくさんいる。世界的にもクオリティは高いし、評価もされている。 しかし常々思うのだが、デザインを作る立場ではなく、それを使う立場、選ぶ立場のレベルの低さには辟易してしまう。 誰がどのような理由でデザインを選択したのか、経緯はわからない。しかし「デザインの役割」をデザインを選ぶ偉い先

    東京オリンピックのエンブレムはデザインなのか、アートなのか?
  • 『市民のための世界史』はスゴ本

    知りたいことをネットで質問するのに、うまい方法がある。 初心者は、「○○について教えてください」と尋ねる。すると、Wikipediaのコピペを掴まされた挙句、「ちなみに旦那の年収は一千万円です」と聞かされるハメになる。上手な人は「教えてください」なんて下手に出ない。では、どうするか? 知りたいことについて分かってる限り、ドヤ顔で語り出すのだ。すると、その道の通たちが、寄ってたかって指摘してくれる。このブログで有難いのは、そうした専門家からツッコミをいただけるところ。 今回は、宮崎市定『アジア史外観』のレビューの反応から、『市民のための世界史』という素晴らしいをご紹介いただいた(稲田さん、ありがとうございます)。これは、タイトルさえ知っていれば検索できるが、どういう目的で、何を条件にすればヒットするかは、絶対に分からない。「わたしが知らないスゴ」は、読んだ誰かに教えてもらう外はない。「世

    『市民のための世界史』はスゴ本
  • The Elements of Typographic Style, Version 4.0

  • 神アプリ その1 - ランディノート

    私にとっての神アプリはこちら。 の検索やAmazonレビューチェック、買ったや図書の管理、図書館予約やAmazonでの注文、簡単な書評メモとランク付けなどに利用。すごく役に立っています。 図書館日和 1.2.3(無料) カテゴリ: ライフスタイル, ブック 現在の価格: 無料(サイズ: 3.3 MB) 販売元: hiKnowledge Software - Hiroto Kusuda リリース日: 2010/11/12 現在のバージョンの評価: (51件の評価) 全てのバージョンの評価: (118件の評価) アプリのセール、アップデートなどのチェックに利用。欲しいアプリを登録すれば、セール時に通知できます。また、インストールしたアプリを登録しておけば、そのアプリを一旦削除してしまってもアップデートがわかるので、再インストールしてチェックできます。 AppShopper 1.4.3(無料

    神アプリ その1 - ランディノート
  • スゴ本オフ@松丸本舗(読まずに死ねるかッ編)

    よのなか買い占めがトレンドなので、を買い占めてきた。 それも、「読まずにゃ死ねない」ブツをガツガツ買ってきた。しかも、孤独なマタギの単独行ではなく、好きが集まってグループ・ハンティングだ。互いが互いにオススメしあい、いつもなら敬遠してたものも、オススメ上手な皆さんの言にほだされて「この際だから…」と、じゃんじゃんカゴへ。 まずは、わたしの収穫。ウンベルト・エーコ「美の歴史」とジョーゼフ・キャンベル「千の顔をもつ英雄」、トニ・モリスン「ビラヴド」は予定通りだが、カサーレス「モレルの発明」、萩尾望都「半神」は完全に知らなかった→ハンターたちの「コレはスゴいぞ!」に押されてバスケットへ。吉田秋生「海街diary」は、前回の屋オフでも猛プッシュされたよなぁ……と押し倒される。ほら、あれだ何度も誘惑されると、ついフラフラッとなってしまうもの。もちろん「海街」は大期待を裏切らないだろうが、未完に

    スゴ本オフ@松丸本舗(読まずに死ねるかッ編)
  • この10年の本ベスト10 : 池田信夫 blog

    2009年12月13日01:28 カテゴリ この10年のベスト10 雑誌には「今年のベスト10」が載る季節になったが、ここでは範囲を広げて2000~09年の10年間のベスト10を選んでみた。私の週刊ダイヤモンドの書評も、まる10年になった。来春には「経済書のブックガイド」を出す予定。原書を除いてリストアップすると、クリステンセン『イノベーションのジレンマ』 コルナイ『コルナイ・ヤーノシュ自伝』 ネグリ&ハート『帝国』 グライフ『比較歴史制度分析』 タレブ『ブラック・スワン』 アカロフ&シラー『アニマルスピリット』 デリダ『マルクスの亡霊たち』 中山信弘『著作権法』 レッシグ『コモンズ』 アンダーソン『ロングテール』1は今や古典になったが、これを日で世に出したのは私の書評だった、と訳者に感謝された。2は社会主義という壮大な悲劇を経済学者が分析した感動的な。3も9・11以後の状況を語る

    この10年の本ベスト10 : 池田信夫 blog
  • Blogs

    Abbott Miller: Design and ContentThe recent monograph, Abbott Miller: Design and Content, provides a wealth of evidence for seeing Miller as one of today’s exemplary designers. In my view, this is not for any set of particular projects or for any distinctive Miller style, but for the way he has oriented himself within the design field. Kickstarter for the reprint of Ladislav Sutnar's Visual Design

  • この本がスゴい2008

    今年もよい出会いがあり、それはあなたのおかげ、とても感謝しています。 ここでいう「あなた」とは、親切にもコメント欄よりオススメいただいたアナタだけでなく、某所で罵倒しまくってたキミも含まれる。なぜなら、「○○がスゴいんだってーフフン、じゃぁ△△読んでないだろ」なーんて教えてくれたから。 ありがたいのはまさにソレ、「そんならコレを読め」と言ってくれる方は、○○も△△も読んでる。わたしが知らない△△を、わたしが読んだ○○から教えてくれるのだから、これほど有益なものはない。 わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる所以はここにある。反面、これができずに唯我独尊を貫くと、非常に限定された世界の読書王となる。なまじ蓄積があるだけに、外からのアドバイスが受け入れられず、読書はすべて自意識の確認作業となる。気の毒だけど、よい反面教師だ。この道は、いつかきた道。わたし自身が陥らないよう、用心用心

    この本がスゴい2008
  • Mac OS X のブラウザたち | バシャログ。

    Macのブラウザといえば、それはもうSafariです。 SafariStandやPicLensといったプラグインも充実し、とても使いやすいブラウザになりました。 ですが、Safari以外のブラウザもそれぞれに独自の機能があって、使い方によってはSafariより便利かも? 今回はそんなMacのブラウザたちをご紹介します。 シイラ http://shiira.jp/ 最新バージョン v2.2 Web Kitもの 主な機能としては「ページホルダ」「Tab Expose」「ページ遷移エフェクト」「リンクをまとめて開く」など。 体感的にはSafariよりレンダリングが早い?気がします。 わざわざインポート作業をしなくても、Safariのブックマークをそのまま利用できる点も便利です。 サイドバーにまとめられたサブウインドウもとても使いやすく、気が効いています。 Camino http://camino

    Mac OS X のブラウザたち | バシャログ。
    satoschi
    satoschi 2008/11/27
    Stainless以外使用経験あり。体感速度は今のところFirefox3が一番。
  • book-read: 安田敏朗(2007)『国語審議会―迷走の60年』講談社現代新書(2007.11.20初版発行)

    BOOK-READ読んだ読んだBOOK-READ読んだ読んだBOOK-READ 読んだ(主に新書や文庫などの一般書、例外あり)の個人的な感想を書いています まずは、「あとがき」にまとめられている「書の内容」をご紹介しよう。    「柱は二つ。ひとつは国語審議会の歴史を簡単に追うこと。(中略)要点をおさえつつ、現在派と歴史派の対峙から一体化、さらには倫理化を、「時流のあと追い」をキーワードにしてえがいた。(中略)二つ目の柱は、国語審議会答申やそれに関わった人物の主張から言語観、とりわけ国語観・敬語観の変遷みることである。戦前からつづく国の言語政策機関の言語認識とは、最も「正統」とされる言語観であり、社会のありかたに親和的なものである。論者が真剣であるほどに、空回り感が強い。   こうしたことに違和感をもってもらうことが書の最終的な目標である。しかし、その違和感にどう対処すればよい

  • 内田樹の研究室

    ローカリズム宣言 地方移住のための情報誌「TURNS」で2年間ほど連載していたインタビューを採録しました。グローバル資主義の終焉、少子高齢化による過疎化と限界集落化という現実を踏まえて、「地方移住・帰農・山河の回復」というオルタナティブについて提言をしております。 昨日うかがった話では、地方移住支援のためのある NPO の窓口を訪れた人は去年一年で 25,000 人、10 年前の 10 倍にのぼるそうです。半数以上が 20 代 30 代とのこと。 この趨勢はもう止まることがないでしょう。 デコ/2017-12-07 変調「日の古典」講義 安田登さんと二人であちこちで行った対談の集成。話題は『論語』から能楽まで多岐にわたります。安田さんが何か驚くべきことを言うとこちらも負けじとさらに驚くべきことを言い、安田さんがそのような挑発を受け流すはずもなく、さらに驚くべき話で切り返す・・・という悪

  • 松岡正剛の千夜千冊・遊蕩篇

    平成になって「趣味の水墨画」という雑誌が創刊され、そこに書のもとになる「朝水墨画人伝」が連載された。あきらかに村松梢風の名著『朝画人伝』(964夜)を意識していた。2年ほどつづいた。それがになった。 改題して『墨絵の譜』となったのは好ましい。サブタイトルが「日の水墨画家たち1・2」。雪舟から始まって、相阿弥・永徳・等伯・宗達・光琳をへて、応挙・若冲・蕭白・蘆雪とたどり、大雅・蕪村らの文人画を鉄斎でしめくくり、明治からは御舟と大観だけを入れている。24人が入選である。 まあ、こういう選抜はいろいろあるもので、その気になればいくらでも入るし、いろいろ落とせもする。著者は近世絵画史の専門家だから、詳しいことを知りたければ、『江戸の画家たち』や『江戸の絵を読む』で遺漏を補えばよい。また、書自体がそれぞれの代表作を採り上げながらも、その解説では前後の画人を補って、それなりの流れが

  • 日本の漢字の今の感じ : 404 Blog Not Found

    2006年03月18日16:00 カテゴリ書評/画評/品評Logos 日の漢字の今の感じ 漢字ハッカー発見! 日の漢字 笹原 宏之 そうとしか予備用がない、もとい呼びようがない。 書は、タイトルの「日の漢字」を超え、日、そして東アジアのいわゆる「漢字文化圏」における文字表現を網羅的に扱ったである。「日の漢字」を扱うには、それだけ広い周辺をも扱わざるを得なかったのだ。 その網羅度の高さには、関心を超えてもはや出るのは溜息ばかり。「圓」が「円」になった経緯、画数最大の漢字。山のような異字体に個人字体。そして漢字の延長としてのエモティコンやタイポグラフィ。「一」から「龘䨺」まで(ちゃんと表示されてる?)、「KYON2」から「お茶どーぞ旦~(^_^;)」に至るまで、「ネ申」技と呼ぶにふさわしい。 ちなみにUnicodeにある文字で最大の画数を持つのは、Unihan Database

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