8月28日、シリア情勢が緊迫化し、中東地域の安定が脅かされるなか、内政不干渉政策を掲げる中国は、エネルギー安全保障の観点から重要な地域の問題にほとんど関与できないでいる。アレッポで26日撮影(2013年 ロイター/Ammar Abdullah) [北京 28日 ロイター] - シリア情勢が緊迫化し、中東地域の安定が脅かされるなか、内政不干渉政策を掲げる中国は、エネルギー安全保障の観点から重要な地域の問題にほとんど関与できないでいる。
[シンガポール 28日 ロイター] - 28日のアジア時間の取引で、米原油先物が1年半ぶりの高値を付けた。西側諸国がシリアへの軍事介入に踏み切る可能性があることから、主要産油地域である中東の情勢がさらに不安定化するとの懸念が浮上していることが背景。 米原油先物(10月限)は一時1バレル=109.86ドルと、2012年3月1日以来1年半ぶりの高値を付けた。0039GMT(日本時間午前9時39分)現在、109.64ドルで推移している。27日には3%近く上昇し、5月以来の高い上昇率を記録した。
8月26日、北海ブレント先物が一時1バレル=111ドル超に上昇し5カ月ぶり高値をつけた。ベルギー・ブリュッセルで2011年3月撮影(2013年 ロイター/Yves Herman) [ニューヨーク 26日 ロイター] - 26日の取引で、北海ブレント先物が一時1バレル=111ドル超に上昇し5カ月ぶり高値をつけた。シリア政府による化学兵器使用疑惑に対し、米国が軍事介入を視野に入れつつあることを示唆したことが背景。ただ値動きは不安定で、米経済指標の悪化に圧迫されやや下落して取引を終えた。 ケリー米国務長官は26日、シリア政府による化学兵器使用隠ぺいの動きを批判し、オバマ米大統領は「最もぜい弱な人々に対し、極めて忌わしい兵器を使用した責任は必ず問われるべきであると確信している」と述べた。
[シンガポール 17日 ロイター] 北海ブレント先物は17日、1バレル=115ドルを割り込んだ。米国が戦略石油備蓄を放出するとの観測が高まっていることから、需給ひっ迫懸念が和らいでいる。 0347GMT(日本時間午後零時47分)時点で、北海ブレント先物は1.08ドル下落し、1バレル=114.19ドル。一時114.12ドルまで下げた。 関係筋は16日、米政府がガソリン価格の上昇を抑制すると同時に、エネルギー価格の上昇がイラン制裁の障害となる事態を避けるため、戦略石油備蓄の放出の可能性について「過去の計画を再検討」していると明らかにした。
石油開発大手の石油資源開発は、原油の一種として注目されているシェールオイルの試験生産を来年にも、秋田県で始める。 米国やカナダでは新たな資源として開発が進んでいるが、国内での生産は初めてとなる。同社は、秋田県に有望な生産地が複数あるとみており、国内市場向けの採掘につなげたい考えだ。 シェールオイルは、シェール層と呼ばれる地下の岩盤に含まれる原油。石油資源開発が原油を生産している秋田県男鹿市の申川(さるかわ)油田や由利本荘市の鮎川油ガス田周辺の岩盤層で存在が確認されていた。これまでは採掘技術が確立していなかったが、海外で商業利用が始まったことを受けて今年3月から、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共同で採掘の可能性を探ってきた。
[ニューヨーク 2日 ロイター] 2日のニューヨーク原油先物は下落した。中国や欧米の弱い製造業指標を受けた世界経済の先行き懸念が圧迫材料となった。 一方、イラン国会・国家安全保障・外交政策委員会が、対イラン制裁支持国に向かう石油輸送船のホルムズ海峡通過を阻止する法案を策定したことから、下げは限定的となった。
6月25日、EUはルクセンブルクで開催した外相理事会で、核開発疑惑が持たれているイランからの原油輸入を7月1日付で禁止することを正式に決定した。写真はシンガポール沖を航行するイランのオイルタンカー。3月撮影(2012年 ロイター/Tim Chong) [ルクセンブルク 25日 ロイター] 欧州連合(EU)25日、ルクセンブルクで開催した外相理事会で、核開発疑惑が持たれているイランからの原油輸入を7月1日付で禁止することを正式に決定した。 EU外相は、イランが核開発プログラム縮小に向けた国際的な呼びかけを今後も無視し続けた場合、さらなる圧力をかけることでも合意。英国のヘイグ外相は「イラン指導部が、この件に関するEU加盟国の決意を理解することが重要だ」とし、「イランの核開発プログラムが平和利用を目的としたものと世界が確信を持てるまで、経済的な圧力をかけ続ける」と述べた。
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