11月11日、来年も外国人によるブラジルへの債券投資は、高い金利を背景に来年も続くとみられている。ブラジリアで7月撮影(2013年 ロイター/Ueslei Marcelino) [サンパウロ/リオデジャネイロ 11日 ロイター] -ブラジルは現在、財政状況の悪化や高いインフレ率、低成長といった問題に苦しんでいる。しかし金利が高く、かつ上昇を続けているため、来年も外国人による債券投資は続きそうだ。 今年6月にブラジル政府が資本規制の一部を解除して以降、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小見送りを決めたことも追い風になり、外国人の同国債券に対する投資額は月60億ドルにまで膨らんだ。こうした購入意欲は、最近の通貨レアルの下落やブラジルの格下げリスクなどにもかかわらず、今後も変わらないとみられている。