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教科書と世界史教育に関するshigak19のブックマーク (6)

  • nix in desertis:2019受験世界史悪問・難問・奇問集 その3(国公立大)+おまけ

    1.センター試験 世界史B <種別>悪問 <問題>2 B 問4 下線部⑤の人物(編註:チンギス=ハン)の事績について述べた文として正しいものを,次の①〜④のうちから一つ選べ。 〔 14 〕 ① ホラズム=シャー朝(ホラズム朝)を倒した。 ② ワールシュタットの戦いで,ドイツ・ポーランドの諸侯の連合軍を破った。 ③ 大都を都に定めた。 ④ チャハル(チャハル部)を従えた。 <解答解説> 問についてはすでに西アジア史に詳しい方による論評があるが,ここでは受験世界史の観点から論評していきたい。②はバトゥを総大将とするモンゴル軍(の支隊),③はフビライ(クビライ),④はおそらく後金のホンタイジの事績からとってきていると思われ,これらが全くの誤文なので①が正解になるはずである。ところが,実際にはチンギス=ハンの時代の遠征軍(1220〜21年)はホラズム=シャー朝を滅ぼしきっておらず,致命傷を与える

    shigak19
    shigak19 2019/03/17
    またも挙がったか名古屋大(「またも負けたか八連隊」調で)/倫理選択者なのでピコ=デラ=ミランドラだけホント級違いに見える/スティムソンは原爆投下を巡る歴史認識問題の方では有名だが
  • nix in desertis:高校地理・世界史教科書における語族(アルタイ諸語)について

    ・高校地理における「(ウラル・)アルタイ語族」の取り扱いについてのメモ(思索の海) >どなたか教科書も調べてくれると嬉しいです。 ということなので,便乗して。まず,高校の地歴公民というと山川出版社のイメージが強いが,実は山川は地理の教科書を発行していない。現在地理Bの教科書を作っているのは二宮書店・帝国書院・東京書籍の3つだけである。以前はもう少し多かったのだが,2014年の課程改定の際に撤退してしまった。シェアから言えば圧倒的に帝国書院で70%程度(参考データ)。 なお,教科書を作っていない科目があるのに山川が地歴公民の総合商社のようなイメージが強いのは,用語集を全科目作っている唯一の会社だからである。しかし,教科書を作っていないこともあって,地理の用語集は世界史・日史に比べると信頼性が低い。また,そういう事情もあって世界史・日史の学習が教科書・用語集中心でサブに資料集が来る三点セッ

    shigak19
    shigak19 2018/01/20
    「実は山川は地理の教科書を発行していない」情けないが知らなんだ/本来は社会科・地歴科だけでなく「国語」か実質ほぼ英語の「外国語」で世界の言語の概要について扱っても良いのだろうけれど
  • nix in desertis:外国人力士枠制限は緩和すべき

    ・広島大学図書館 教科書コレクション → 明治時代の教科書とかまで全部読める。すごい。自分の興味範囲から言えばやはり世界史の教科書になるが,これは偶然にも2巻のコラムに関連する内容であったので,少しそちらの参考にした。何を書いたか興味ある人は読んでみてください(露骨な宣伝)。 → そこに書いたこと以外で言えば,ある程度の時期まで固有名詞が全部英語由来なので,何のことやら一瞬わからないのがあっておもしろい。たとえば「アゼンの発達,パーシア戦争」(アテネの発達,ペルシア戦争)とか。昭和前半くらいまでくると,かなり今に近い表記に置き換わっていて,戦前でも一応表記を原語に合わせる努力はあったらしいことが読み取れる。 ・白鵬 外国人力士枠制限「なくしたい」 留学生らの悩みに心痛(スポニチ) → 1部屋1人に制限されている外国人力士枠は,外国人力士は日人力士よりも(日語学習や日の風習の学習などが

    shigak19
    shigak19 2017/06/22
    第1巻はなぜかと言っては何ですが県立広島大学が所蔵されてるんですよねえ、広島大の今後の対応に注目です(露骨な援護射撃)/「だからこそ産経新聞に正しい意見を恣意的に使われる素地を与えてはいけなかったわけ」
  • nix in desertis:高校世界史上のフン人やマジャール人の扱いについて

    ・「ハンガリーHungary」と「フン族」の関係(Togetter) ・謎の用語「アジア系」「アフリカ系」(nix in desertis) この辺の話。気になったので,フン人・アヴァール人・マジャール人・ブルガール人について,現行の教科書(全7冊)がどう表記しているのか,調べてみた。教科書の年度は全て最新版のB課程。上から5冊がいわゆる“受験用”,下の2冊が非受験用の教科書である(山川の『新世界史』は分類が難しいが)。なお,参考書のうち『用語集』および『詳説世界史研究』も調べたが,全て『詳説世界史B』と全て同じ表記であったので省略する。 【フン人】 特徴:4〜5世紀頃にヨーロッパに襲来。民族(言語)系統についてはよくわかっておらず,トルコ(テュルク)系あるいはモンゴル系とされている。北匈奴が移動したもの説があるが,確定していない。というよりも匈奴自体がトルコ系説とモンゴル系説がある。一時

    shigak19
    shigak19 2015/12/07
    民族問題にこだわってそうな実教にしては意外な結果/小田中直樹ブログによると『新世界史』はかなりの増量だったはずで、そこまで具体的な記述を削っているとはこれも意外
  • nix in desertis:他教科だと東京書籍が強い

    ・『上坂すみれのオールソフィアンズニッポン』レポ(2015.5.31 in 上智大学) → 「大学のホームカミングデーの一環」で母校に呼ばれて,「恩師・上野俊彦教授の登場」で取れる笑いと,すみぺは当に期待を裏切らないw。 → 実際,私を含めてすみぺのファンは少なからずそのガチさに惚れているところは多かろう。ガチさを売りにするのではなく,売りになってしまうのは幸せなことだ。 ・2015年度使用高校教科書採択状況 地歴編 (益体無い話または文) → 世界史Bはちょっと前だと山川の『詳説世界史』が70%近いシェアだったはず。今は約50%なので,相当下がっている。背景には東京書籍・帝国書院の方が難関国公立大の論述向けというのが認知され始めたことが大きかろう。というよりも,拙著にも書いたが,東京書籍は経済史の比重が厚く,帝国書院はグローバル・ヒストリーに拠っている。で,最近の難関国公立大の論述は明

    shigak19
    shigak19 2015/08/08
    上坂イベントの教授ってひょっとして例の赤軍の問題の作者では?と思ったりしました/実教日本史は政治的攻撃の被り具合は全教科書中圧倒的なものがあったり/以前の山川日本史の沖縄戦記述なんか保守どころか反動に近い
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    2024年07月08日(月)下ごしらえがうまくできない(サボる) 思考の下ごしらえ 集める・選ぶ・比べる・ポイントを見極める、といった「下ごしらえ」的な準備をめんどうくさがって、目の前にあらわれたものばかりを、とにかくこなしていくだけの作業マシーンになっていることが、やっぱりある。手を動かした!という「やった感」だ…

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    shigak19
    shigak19 2015/06/07
    採択数の生の数値は初めて見たかも/一般書店も参考書コーナーで山川以外を売ったら面白いのに、基本は注文制で返品効かないから取扱いにくいのかもしれないが
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