1年間で1人あたり142冊もの本を読む埼玉県三郷市立彦郷小学校「社会問題の根幹にあるのは読書不足」 | Living Entertainment この記事が話題になっている。中でも児童ごとの読書傾向を担任が把握して個別指導を行う点には批判がある。 気になる点はあるが、厳密な議論をするには彦郷小学校図書室の貸出履歴の提供内容や指導内容が分からない。その点が詳しく分からない段階で先走って論じるのは危ういと思う。 さしあたってこの問題を論じるにあたって完璧とはいえないがネットで読めるいくつかの文献を紹介しておく。 ・図書館の自由に関する宣言 ・個人情報保護と図書館 図書館における改正個人情報保護法対応の要配慮事項 ・学校図書館と購入図書の検閲 学校図書館と検閲の事例 (1) (追記あり) - 火薬と鋼 学校図書館と検閲の事例 (2) - 火薬と鋼 ・学校図書館と図書館の自由 第101回全国図書館
レンタル大手「ツタヤ」を展開する会社が全国に先駆けて指定管理者を務めている佐賀県の武雄市図書館に関して、市民が市の施策を批判する投書を新聞にしたところ、「事実誤認」があるとして市幹部らが投稿者や家族を訪問した。市議会一般質問でも市議が投稿者を個人情報を交えて批判。こうした直接の働きかけについて「圧力になりかねない」「反論は紙面ですべきだ」という指摘がでている。 投稿者は「市図書館・歴史資料館を学習する市民の会」代表を務めている同市の70代男性。市図書館の郷土史の展示スペースのあり方などについて市政を批判する内容で、3月4日付の佐賀新聞に掲載された。 市こども教育部は、内容の数カ所が市の見解と異なり「事実誤認」だと判断。3月6日に水町直久理事ら3人が男性宅を訪れた。男性は「一部説明不足や数字の誤りはあったが、自分の主張に間違いはない」などと話したという。翌7日には諸岡隆裕・こども教育部長が男
今回は、図書館で歴史修正主義や人種憎悪にどう対するかという問題の有名な事例を紹介する。 本当は一年前に書く予定だったが、色々あって遅れてしまった。 はてなでもヘイトスピーチを規制するかどうか、あるいは有害図書を規制するかどうかといった表現の自由に関する議論がしばしば起きている。この種の図書館での事例を紹介するのも、何かの参考になるかもしれない。 これまでも図書館と表現規制に関連した話題をいくつか紹介してきた。 関連エントリ: 図書館がBL図書を置く問題について、参考になりそうな話(1) - 火薬と鋼 図書館がBL図書を置く問題について、参考になりそうな話(2) - 火薬と鋼 図書館がBL図書を置く問題について、参考になりそうな話(3) - 火薬と鋼 図書館がBL図書を置く問題について、参考になりそうな話(4) - 火薬と鋼 図書館がBL図書を置く問題について、参考になりそうな話(5) -
ポイントはなぜ付くのか 前川 敦子 2012年5月,佐賀県武雄市が発表した市立図書館の運営・管理をカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下CCC)に委託する構想については,様々な議論が現在も続いている。 CCCはビデオ・DVD・書籍等のレンタル・販売事業「TSUTAYA」やポイントサービス事業(Tポイント)等を展開する。5月の会見時,武雄市長から図書館利用カードのTカードへの切替,貸出に応じたポイント付与や貸出履歴に基づくリコメンドサービス実施などの意向が報じられたため,貸出履歴の第三者への流出などの疑念が論議となった。その後,図書館カードは既存カードとTカードの選択制とし,Tカード利用者に対して,1)図書館内に閉じた「分析システム」に「属性情報(性別・年齢・住んでいる町名)・使用年月日・使用時刻・貸出点数・貸出履歴」を13ヶ月保存し,蔵書構成などの検討資料に使用,2)自動貸出機利
千葉県松戸市教育委員会(関英昭委員長)は10日、定例会を開き、子供向け紙芝居「従軍慰安婦スボクさんの決意」を市立図書館から撤去するよう求める市内の女性(61)からの請願を不採択とした。 紙芝居は原爆やユダヤ人迫害など5点セットの戦争関連紙芝居の1つ。平成7年に購入された1セットが本館(同市松戸)に置かれている。 女性は、日本兵による性描写などに問題があると主張。(1)元従軍慰安婦の証言だとする内容と表現が幼児にふさわしくない(2)「日本軍から慰安婦にされた」という検証されていない内容を事実としている-として、3月17日に請願を出していた。 委員会では(1)14回の貸し出し実績がある(2)図書の選定は図書館の役割(3)読み聞かせする大人に貸し出されており、幼児が館内で見る機会は極めて少ない-として、評決参加の5委員全員が請願の不採択に賛成した。委員の1人は討論の中で「多様な図書を置くことは、
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