天皇皇后両陛下は、今月15日の終戦の日を前に、国連の軍縮部門のトップ、中満事務次長から核軍縮への取り組みなどについて話を聞かれました。 両陛下は11日午後、お住まいの赤坂御所で、およそ1時間にわたり、国連の中満泉事務次長から核軍縮への取り組みや課題について話を聞かれました。 この席で中満事務次長が、今月、原爆投下から75年となる広島と長崎を訪れた際、若い人たちがオンラインで世界に情報を発信していると知り、勇気づけられたと話すと、両陛下は「すばらしいことですね。政府間の交渉も重要ですが教育も重要です。若者が被爆地の話を継承するのも大事なことです」などと述べられたということです。 また、愛子さまが、広島市の平和公園を訪れた経験をもとに書かれた学習院女子中等科の卒業文集のコピーが、両陛下から事務次長に手渡されたということです。 話を終えた中満事務次長は「大国間の緊張が高まる中での軍縮の仕事には大