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本と内田百閒に関するshigak19のブックマーク (2)

  • CiNii 図書 - 阿房列車

    「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。昭和25年、先生は旅に出た。道づれはヒマラヤ山系なる茫洋とした男。役に立つこと、ためになることはひとつもせず、借金まみれなのに一等車に乗り、妙に現実ばなれした旅はふわふわと続く。上質なユーモアに包まれた紀行文学の傑作。 特別阿房列車—東京・大阪 区間阿房列車—国府津・御殿場線・沼津・由比・興津・静岡 鹿児島阿房列車前章—尾ノ道・呉線・広島・博多 鹿児島阿房列車後章—鹿児島・肥薩線・八代 東北線阿房列車—福島・盛岡・浅虫 奥羽線阿房列車前章—青森・秋田 奥羽線阿房列車後章—横手・横黒線・山形・仙山線・松島 雪中新潟阿房列車—上野・新潟 春光山陽特別阿房列車—東京・京都・博多・八代

  • CiNii 図書 - 第二阿房列車

    ただ列車に乗るだけのための内田先生の旅は続く。「汽車が走ったから遠くまで行き著き、又こっちへ走ったから、それに乗っていた私が帰って来ただけの事で、面白い話の種なんかない」。台風で交通が寸断する九州では、なぜか先生と弟子の「ヒマラヤ山系」が乗る汽車だけはちゃんと走り「無事に予定通りに行動しているのが、相済まぬ」。悠揚迫らざるユーモアに満ちた、シリーズ第二弾。

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